本前伝説は続く

でも試合は負けました、完敗です。
久しぶりに15メートルの強風はホームランが出づらいので被弾でしか失点していない本前にはまさに追い風になるだろうと、その風の影響かここまで四球で苦しむことはなかったところがコントロールがまとまらずに一三塁を繰り返して、それでも併殺の間の失点のみでタイムリーは打たれませんでした。
立ち上がりからストレートが140キロ台に乗らず、そもそもほとんどストレートを投げず、どうやら風を活かして変化球中心の組み立てにしたとのこと、要所でのスライダー、チェンジアップが決まって土俵際で何とか踏み止まっての六回途中まで3失点、直接的には1失点ですので身上の粘りは出せたと思います。
悔やまれるのは自らのフィールディングで一つ目は中村奨が上手く処理してくれましたが二つ目はボールが手に付かず、それが痛い失点に繋がりました。
そもそも六回の続投が微妙ではあり、球数からすれば妥当ですがあの強風でかなり体力を削られていたでしょうから五回の満塁フルカウントを凌いでお役御免でもよかったような、逆に言えば六回を投げさせたのであれば次の失点までは本前に任せないと、責任の所在がどっちつかずにも思えます。
そして小野がまたしても松永チックな継投で塁上の走者を返して自らは無失点、あれで完全に試合が終わってしまいました。

カリカリくんデビュー

3点ビハインドでオスナがデビューしました。
1回1安打1三振1四球の零封は内容としてはまずまずで、おったまげた風の中で暴投こそありましたが無難な制球力が一番の収穫でしょう。
ただ中村奨が追い付いたように見えてセンターに打球が抜けたとき、暴投が佐藤都のミットをかすめて抜けたとき、いずれもロメロのように沸点が低いような素振りが見られたのが気掛かりではあり、木村コーチがマウンドに行ったのはそのあたりの鎮めが理由だったようにも思えます。
強風で帽子が飛ばされて、決定的瞬間は撮り損ないましたが下にスイミングキャップのようなものを被っているのは何だろう、気になります。

マウンテンズにまず一敗

打線は大方の予想どおりに、あっさりと山岡に手玉に取られました。
点はおろかヒットは僅かに4安打で完封されてしまい、これで明日も山本にやられれば防御率争いで佐々木朗の足を引っ張る醜態となります。
右のプルヒッターには不利と見たかレアードを外して四番にはゴムボール大会に優勝した安田を据えて、DHには角中を、その二人で3安打1四球でしたので閃きは正解でしたが、しかし他が打てない、マーティンも佐藤都も捉えたように見えて実は詰まらされていて、まさに山岡様の手のひらの上です。
四回の攻撃の前に河野コーチが身振り手振りで激しい檄を飛ばしていましたが、直後に安田が痛烈に弾き返すも後続は沈黙のままではどうにもなりません。
打てねーな、おい、先日も2安打に抑えられて自分としては2試合連続の完封負け、次は日曜日の予定ですが片手を超えるぐらいのヒットは打ってください。

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◆6月24日(金) 千葉ロッテ−オリックス10回戦(5勝5敗、18時2分、ZOZOマリン、24,038人)
▽勝 山岡 13試合5勝3敗
▽敗 本前 5試合2勝1敗
▽本塁打 吉田正5号(八木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 本前、小野、オスナ、八木—佐藤都
オリックス 山岡—伏見

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