その差は29キロ

今日に予定していた岩下が上半身のコンディション不良、とはここのところよく聞くフレーズですが、石垣島に戻されて急遽の佐藤奨が先発でした。
もう諦めている、と球速を捨ててのMAXは134キロだったとのことで、前日の佐々木朗との差は29キロ、これはこれで面白くもあります。
どこまで伸びるかは今後ですが一軍で先発ができるようにまでくれば佐藤奨、佐々木朗の順番で投げての試合を跨いだ緩急に打者は戸惑うのではないかと、昨季はピシャリと完封したかと思えばボコボコにされるなど安定感と言いますか悪いときに悪いなりに投げられなかったので、次の登板が大事になります。
続いて抑えるに越したことはありませんが走者を出しながらも零封する、そんなアピールがよいのかもしれず、瓢箪から佐藤奨が楽しみになってきました。

ひと休み

ここまで抑えてきた投手陣は二番手以降はひと休みでした。
国吉は3安打2四球の乱調でイニング途中での交代が気になりますがそのときの映像を見ていないので状況が分からず、おそらくは30球を超えた球数が理由ではないかと思いますが、ときどきにやらかすことからしてそれが練習試合のノーカンとなればこれも次を見てからの話です。
中森、横山と期待の若手も国吉もそうでしたが甘く入ったボールが多めで、それでもねじ伏せるだけの球威まではまだいっていないのでしょう。
もう少し調整で積み上げを、宮崎からは主力組も合流するでしょうからそんなことも言っていられませんがまだチャンスはあるはずで、今日のそれで逃げることなくゾーンで打たれるのであればそれも経験ですから前向きに、逃げて悔いるなら打たれて悔いてください。

さあどうする

その宮崎からの合流は中村奨と藤原を井口監督が明言しました。
そうなると池田をどうするのか、今日も守りでミスをいくつかやったようですが連日のマルチヒットは3安打猛打賞でセカンド中村奨で途中からの出場、もしくはベンチを温めるなんてもったいない、安田も福田光もいまひとつ結果を残せていませんからきっとサードでの起用になるのでしょう。
藤岡も同じく宮崎入りとなればショート、は茶谷にヒットが出始めましたので、もうちょっと石垣島にいて欲しかったりもします。
詰まった打球も含めてセンターから右方向へのマルチヒットの松川に焦っているであろう佐藤都にもようやくヒットが出て、ちょっと意図が分かりかねますが途中から初マスクの吉田もそう、ドラフト上位指名の頑張りにチームが活気づいてきた沖縄本島での6日間でした。

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◆2月20日(日) ヤクルト−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、13時、浦添、しらん)
▽勝 山本大 2試合1勝
▽S 成田 2試合1S
▽敗 奥川 1試合1敗
▽本塁打 佐藤都1号(奥川)、荒木1号(中森)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐藤奨、国吉、小沼、中森、山本大、森、山本、成田—松川、吉田、加藤
ヤクルト 奥川、梅野、小澤、杉山、大下—内山壮、嶋

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