横山がここのところ益田と言いますか小林雅と言いますか、幕張の防波堤に寄りつつあります。
2点リードの二死無走者で今日はしゃんしゃんといくかと思いきやそこから連打でレイエスってどんだけお化け屋敷なんだよ、シンカーの連投で三振に切って取って形としては「サヨナラスリーランだっ!」を期待した日本ハムファンを落胆させる嫌がらせができましたがロッテファンの心臓は確実に傷付きました。
それだけ守護神は過酷なポジションなのでしょう、キャリアハイを大きく超える60試合ペースの疲労蓄積も横山をじわじわと蝕みます。
しかしここまできたら最後まで完走して欲しい、このままなら益田を超えるシーズン最多セーブは球団初の40の大台だって狙えます。
敵は屋外球場の熱射とリードする展開にできるかどうかのチーム事情、よってチャンスがあれば逃す余裕はありません。
我慢比べ
これは鉄壁を誇ったリリーフ陣も同様です。
八木はとっくにキャリアハイを超えて中森はリーチがかかって鈴木もこのままなら超えていく、きしみが出始めてもおかしくないです。
今日も三人でピシャリと抑えたのは鈴木だけでしかしそこそこ捉えられていた、ここからは我慢比べでしょう。
見事な零封リレーでしたが実態が伴っていたかと問われれば目が泳いでしまって、できればもう一枚いれば助かりますが無いものねだりでそうなれば先発に長いイニングを投げさせてリリーフ陣の負荷軽減を図るしかなく、ところが昨日は4回で今日は5回と真逆な苦難が続きます。
気合いか苛立ちか
ロングはそんな5回を4安打3失点、制球に苦しみました。
リリーフのときはあれだけきっちりと投げていたのにやっぱ向いてねーんじゃないのと、気合いか苛立ちか分からないですが声を出しまくるも空回りです。
またしてもちびっ子に肩口から真ん中に入ったボールを叩き込まれて先制を許して追い付いてもらった直後には四球絡みで勝ち越されて、さらにはエラー絡みながらもあっさりとタイムリーを浴びてサブロー監督が我慢できなかったが妥当っちゃ妥当で否定はできないです。
まともに先発をしたことがなくて辛抱が必要なロングですが今回みたく投げ抹消で体調を整えさせるしかないのか、本音であれば前述の一枚に戻したくはあれさすがに適当すぎるか調整が難しくなる、ただこのままだとチームにも本人にも不幸なオフになるは想像に難くありません。
懲罰?
ロングの足を引っ張ったは上田、ほぼ正面のゴロをはじいたはバウンドが変わったとの実況の指摘がありまあ仕方ないかと割り切るにしても、フォローの動きがいただけない、転がったボールに一番に近いのに追うことなくただ見ているだけでした。
三塁のベースカバーは投手が入ればいい話ですしそも上田が戻ったわけではなく、追わなかった理由はどこにもありません。
直後の打席で代打を出されたは懲罰か、懲罰であって欲しい、そのぐらいやらないと本人には響かない「怠慢」に見えました。
代わった安田がヒットを打って三打席目も惜しい打球があって、それでも守備固めを出されるんだよなぁ、ベンチのサード守備に対する評価が不満です。
殊勲打
ともあれ今日は打撃陣が頑張りました。
珍しくも加藤貴が3四球と調子がイマイチだったのがあったにしても球数を投げさせて、ボールを蹴飛ばしたか二塁打でサードに進塁した山口にソトがさくっと犠牲フライを打ち上げて満塁病を発せず石川慎が三塁線を破って、数少ないチャンスを確実にゲットです。
石川慎は左対策なのに二打席連続三振と「代打やろな」をそのまま打席に送って「こんな僕に打席与えてくれてる監督に結果で何とか恩返ししたい」の殊勲打に「残りの代打陣を考えても」と噛み合わないサブロー監督に笑ってしまいますが、とにかく大きい一打でした。
石川慎は最後まで一軍なら国内FA権を取得する、さてどうする意図的な上げ下げをするかどうか、ぶっちゃけここからよほど打たないと日数を満たしても複数年契約などの大型契約は難しく、でも権利を残したままではトレードで出しづらい、来季に始まるセントラルのDHを視野にあの編成が動きに不安が募ります。
微妙・・・
決勝点は佐藤の一発でした。
連投の福島をイニング跨ぎさせた新庄監督は前日の好投と6球で終わった1イニング目に延長戦を考慮して欲が出たか、真ん中やや外寄りを引っ張った打球があそこまで飛んだのに驚きましたがナイスバッティング、里崎の17発が視野に入って「打てる捕手」の面目躍如です。
ただ起用については微妙で左を打てないのに左腕に代打はロングを代えることで捕手佐藤が理由と思われ、ちょっと違う気がします。
しかし「打てるとは思ってなかった」を言う必要があるのか「1回(打席に)立って、守って、リズムが出てきてあのバッティングになったんじゃないかな。最初はやっぱりめちゃくちゃ遅れてた。やっぱりリズムって大事だなと思います」を言いたくてつまりは「俺って凄い」をアピールしているだけにしか思えません。
はい、日に日にサブロー監督と合わなくなってきて何かにつけて鼻についてしまう、自分の嗜好の問題です。
そも自分なら九回無死一塁でピンチバンターを出してでも送ったかな、佐藤がダメなら一死であっても山崎に送らせて藤原勝負と考えたのだとは思います。
昨季のままで
表面上はともかく内心ではしくったと思っているであろう新庄監督に塩を塗り込みたい明日、ジャクソンvs有原です。
今の有原なら何となく点を取れそうな気がしますがしばらく続いた中5日を脱したジャクソンがこれまたここのところ本調子ではなく、予断を許しません。
有原とは今季初対戦でここ2試合は6回1失点と上げ調子ではある、どういった布陣で臨むかやっと四番山口を貫き通してください。
データに負うなら9打数4安打2発のポランコ、19打数9安打.474の高部らを欠きますが小川が17打数8安打.471で上田も16打数5安打.313あたりが鍵になるか藤原も.280で西川は.263と抑えられた打者を探すのが大変なソフトバンク有原のままでいてくれよと願います。
デビュー
二軍戦はサヨナラ負けを食らいましたが、それより何よりルケーシーがデビューです。
4回2安打1失点は150キロを超えるストレートに助っ投には珍しいカーブ使いで好きなタイプではある、一方でスライダーもフォークも投げないはこれまた珍しく、そしてゾーンの違いと言うよりは抜け球が目立って3四球のみならずボール先行のフルカウントが複数と課題を残しました。
球種についてはWikipediaによれば140キロ台のシンカーがほぼ大半を占める、古いデータだけど、ってことでストレートに見えたのがシンカーなら手元で微妙に動くタイプでグラウンドボールピッチャーなのか、二軍レベルで4奪三振が一軍でどうなるかが注目です。
はい、どうやら次は一軍で先発させるっぽくて明日にロングが抹消かしら、オリックスが待ち受けます。
久し振りに柿沼を見ましたが膝を大きく曲げて前屈みのフォームに言われるまで分からなかった、先日に厳しい指摘をしましたが生き残れる気がしてきました。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 5 | 8 | 1 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 1 |
◆8月1日(土) 日本ハム−千葉ロッテ15回戦(日本ハム9勝6敗、14時、エスコンフィールド、31,651人)
▽勝 中森 24試合3勝1敗1S
▽S 横山 38試合2敗27S
▽敗 福島 12試合3勝4敗
▽本塁打 水野8号(ロング)、佐藤12号(福島)
▽バッテリー
千葉ロッテ ロング、八木、鈴木、中森、横山—松川、佐藤
日本ハム 加藤貴、上原、島本、福島、金村—田宮