4勝で足踏みが続いていたチーム勝ち頭レースは、高野脩が抜け出しました。
小島、石川柊、サモンズではなくリリーフの高野脩ってのが悲惨な現状を物語っていたりはしますが、大事なところできっちり抑えてこそでしょう。
今日もイニング跨ぎの2回2安打零封はピシャリと完璧ではありませんがむしろ長くやっていくにはその方がいい、ただ球数は減らしていきたいです。
あと本能でしょうが打球に利き手を出すのは止めて欲しい、デービスの打球にはヒヤッとしたぜ、当たっていたら間違いなく骨折長期離脱となります。
隠れたヒーロー
おそらくは地元でもお立ち台には呼ばれなかったでしょうが、隠れたヒーローは宮崎です。
件のデービスの打球が抜けていたら同点に追い付かれたところでのダイビングキャッチ、連夜の延長戦を防ぎました。
それだけでなく五回の田中晴のバント処理で送球が逸れたのを上手く拾い上げてもし捕り損なっていたらあそこで試合が終わっていたかもしれず、上手い!って守備力でもありませんが無難に守れている、これで打てればレギュラーがぐいっと近付きます。
そのバッティングはトータルで2割ちょいでしかありませんが再登録された先月以降は2割5分に近くて徐々に慣れつつある、単純に切り出せばまだ藤岡に及びませんが隔絶した差があるわけでもなく年齢、年俸を考えれば今後は宮崎の使い倒しでよいでしょう。
藤岡は来季以降に向けての再調整、いっそのこと中村奨あたりと夏季キャンプに入った方がよいような、このオフに引き留めるつもりならなおさらです。
まさかの
決勝点を叩き出したのは安田でした。
あれだけボールを見過ぎる安田が昨日のビデオを見るかのように初球をセンター前に痛烈に弾き返して、まさかの積極さ、誰だよお前って感じです。
六番七番が適性と考えていますがこの積極さがあればクリーンアップでもよい、やや落ち気味でしたが2割6分台に戻してもう一段上を目指しましょう。
その前の寺地のファーストライナーに身をよじって帰塁した藤原も地味に貢献して、一方で心配なのは山本です。
山口に・・・
思い切りのよさが持ち味ではあれ、山口の兆しが出てきました。
要は無茶振り、当てにいくスイングになってしまえば終わりの始まりでそれに比べればマシですが、とは言いながらも外のボールを追いかけてしまうのは変わらず一時期は上手く右に運べていたのに、しばらく長打が出ないことで焦りがあるのかもしれません。
西川との四番争いどころか今日は六番であれば六回はバントでしょ、結果オーライの進塁打にはなりましたが、でも山本も二軍では犠打ゼロで昨季も449打席で4つしかやらせてない「大きく育てる」対象で無理な相談か、一軍では1つもやっていないし、楽にさせるために七番あたりも選択肢の一つです。
何が正しい
西川は四番を確実なものにしつつあります。
5月までの1割台が嘘のように6月は.441、7月は.303、今月も12打数6安打と打ちまくっています。
トータルで2割8分に乗せて残り試合をフル出場しても規定打席は微妙ですがこの打率を維持できれば寺地、渡部聖に対抗できてあとは達が失速するかどうかの新人王争い、まあそのときはバカな記者が宗山を選びそうですが、ともあれ同じ土俵には立てるでしょう。
あとは細かなミスを無くしていくこと、ミスとは言えませんがソトのヒットで二三塁間で打球が落ちるのを見てのスタートは最初から大塚コーチが腕を回していて何が正しいんだろう、三塁コーチャーを盲信するべきかまず自らの判断をくれるのか、どのみちホームを狙えるタイミングではなかったけどね、気にはなります。
ノーヒットでも
田中晴は5回をノーヒットに抑えるも援護が足りず、またしても勝てませんでした。
ロジンの置き場所にクレームを付けられましたが気にすることなくピッチングへの影響は無かったかな、ただ数字ほどにボールがいっていなかったのか追い込んでもファールで粘られて球数が増えて97球、似非ドームのサウナを考えれば渡邉も81球で交代でしたし六回は厳しかったです。
そうでなくても間隔が詰まって疲れもあったでしょうしプロ初の奪三振ゼロ、今回は投げ抹消で休ませるのもありです。
左足
こちらも宮崎ほどではなくも隠れたヒーローは廣池、2回パーフェクトです。
昨日に延長十二回で澤村を引っ張り上げたにしても継投はどうするんだよと思ったら同点で廣池は大胆な、しかしその期待に応えました。
1イニング目はばらけ気味でしたが24球でのイニング跨ぎはストレートの制球がよくなって伸びやかにコーナーに決めて、もし掛かりが遅いなら先発がよいですが爆発力もありそうで悩ましい、リリーフの可能性は今日に見られたので田中晴を投げ抹消なら代わりに廣池を二度目の先発で見てみたくもあります。
二段モーションの左足の使い方が独特で打者はタイミングの合わせと目線が難しいのかも、今後のサダヲに注目です。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 9 | 0 |
| 西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 |
◆8月3日(日) 西武−千葉ロッテ16回戦(西武8勝6敗2分、17時、ベルーナドーム、24,614人)
▽勝 高野脩 18試合5勝
▽敗 佐々木 15試合3敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 田中晴、廣池、高野脩—寺地
西武 渡邉、甲斐野、ウィンゲンター、佐々木—古賀悠