左の頬を打たれたので右拳で殴り返す

不運な打球が相次いで序盤から大量失点だった前日の裏返しのように、ラッキーな内野安打を起点に長打を絡めて早川を粉砕です。
体調不良で1ヶ月半ぶりの復帰登板となった早川の自己ワーストの11被安打8失点4被弾は「ロッテでしょ」と踏み台にするつもりであったであろう石井GM権監督にはざまあみろ、いわゆる大勝は久しぶりで左うちわもそう、楽しい時間を過ごさせていただきました。
前回の地元6連戦は疫病神と化しましたが今回は4勝2敗とちょっとだけ払拭、はお菓子目当てで特典引換券やらMポイントやらを投入してグラウンドから遠いところでの観戦で厄災パワーが届かなかったのが理由かもしれませんが、今季ももう地元はあと10試合、最後まで笑って見守りたいものです。
そのためにも週明けは勝たねば、西武と楽天に勝ち越してまたソフトバンクに借金を重ねるようであれば石を投げられてしまいますので前回と同じく鷹の祭典を粉砕しましょう、イベントものに弱いロッテと同じく鷹の祭典はここまで1勝7敗、負けるはずがありません。

いいじゃん安田

チーム全体がこれだけ打ったので差し引きは必要ですが、今日も安田が変化球、ストレートを捉えてのマルチヒットです。
緩急は苦手にしているものの変化球への対応は上手い安田ですがこれまで散々に言われてきたストレートを連日に叩いて二試合連続アーチは本人も嬉しいでしょうがファンはもっと嬉しい、甘いボールではありましたが左腕からの一発は何かを掴んだと思いたいです。
さっそくに「上下の移動が激しいと感じて下半身をドッシリして、できるだけ横の移動だけのイメージ」なんてフォーム改造が報じられていますが左肘、右足を小刻みに上下させていた動きもほとんど無くなっていて、長い旅路の終着点が見えたのだと願いましょう。
点の取り方、と言いますか流れ的にも最高で、初回に初球をスタンディングスリーベースの荻野を中村奨の犠牲フライで先制してそれで終わらずに井上が左中間スタンドに、犠牲フライを打ち返された直後に岡、勝ち投手の権利を得た五回には安田、佐藤都が放り込んで小島を強烈に援護しました。
ほとんどが長打による得点なのが気にならないわけではありませんが、明日は森vs奥村というプロ未勝利、先発も森が2試合目で奥村が初ですから打撃戦が予想されるだけにいい前夜祭になったでしょう、そして完封勝ちながらも藤井、モイネロを使ったソフトバンクに対してこちらは温存できたのも大きいです。

背番号14は俺のもの

小島は7回6安打1失点、自分的には普通ですが101球からの続投は難しくはあれ佐々木朗と同じく規定投球回を意識してのものかもしれません。
田中将、伊藤と並ぶリーグ最多9敗から単独に躍り出ることなくやっと三つ目が開いて、ここから異能発揮といきたいものです。
ピッチングとしては好投と言うほどではなくも上から目線で大胆に、悪いときは慎重になってのコーナーを狙いすぎで自滅に近かったものが打線の援護に守られてゾーンで勝負できていたのがよかったのでしょう、つまりはそういうこと、美馬なんかもタイプ的にそうですが小島を活かすも殺すも打線次第です。
投げ合った早川は早大の後輩でもしロッテがくじを引き当てていたら背番号14を背負っていたのは早川だったでしょう、そんな意地も見せられました。
八回は廣畑、九回は田中靖は抹消されるかと思っていましたが二軍が遠征中なので猶予されたのか、しかし廣畑は例によってさらっと失点して田中靖はピシャリと抑えて、自分であれば大阪には佐々木千、廣畑、田中靖、そして松川は連れて行かずに入れ替えたいですが上げる投手が思い浮かばないのがしんどい、抹消した八木、国吉が直近に三者連続奪三振が皮肉でもあり、横山が消息を絶っていますしどうする、静かな月曜日となるのかもしれません。

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千葉ロッテ 3 1 1 0 3 0 1 0 X 9 13 0

◆8月28日(日) 千葉ロッテ−楽天23回戦(楽天11勝11敗1分、16時、ZOZOマリン、26,771人)
▽勝 小島 19試合3勝9敗
▽敗 早川 15試合5勝7敗
▽本塁打 井上3号(早川)、岡6号(早川)、安田5号(早川)、佐藤都8号(早川)、島内13号(廣畑)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、廣畑、田中靖—佐藤都、柿沼
楽天 早川、吉川、高田萌—炭谷

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