豪快に止まる

今日から始まったチケット販売は10時に待ち構えていたら余裕で、VS席だけではなくGI席と名付けられた最前列も予約し放題の状況でした。
しかしVS席で6300円にGI席は6700円ともなると富山や水戸などの地方開催レベルならまだしも通常の試合となればおいそれと手を出せる価格帯ではなく、シーズンクーポンでは1試合換算にすれば4000円弱ですのでそれでも3時間程度の娯楽にしては高価ではありますが一括購入でその都度に痛みを感じるわけではないので麻痺をしていたのか、冷静になって考えてしまえばなかなか最後の決定ボタンが押せません。
それでもMポイントを利用できればよかったのですがそれも使えず、開催数が減ってかつ観客席も絞って球団としては全試合をダイナミックプライシングにして少しでも回収をしようとしているのでしょうから今後ともほぼプラチナ価格帯になると思われることから財布との相談で観戦数を増やすのは困難だろうと、無理をすることなく今季はファンクラブデーなど欲しいグッズの配布日だけに絞るのがよいとの結論に至りました。
どうやら3試合ともほぼ完売に近い状況ですのでファンとしては心得違いなのかもしれませんが、里崎や黒木らの解説を楽しむ一年もたまにはいいものです。

それでも優勝争いをしてくれればそんな思案は吹っ飛んで球場に駆け付けるのでしょうが、因縁の対決の第一ラウンドはいきなり出鼻を挫かれました。
カードの前半は初回得点がお約束、と言わんばかりに清田のツーランで先制をするも、10試合目にして二木がチーム初の五回を保たずして豪快な撃沈です。
調子が悪い自覚があったのか攻めの配球にならず、そして魅入られたように打ってくださいとばかりに高め、真ん中にボールがいってしまえば打撃練習です。
代わった中村稔も一番に打たれてはいけない鈴木に二回にしてトドメの一発を浴びて、石崎も炎上、今季は出足がイマイチなので東條はよいとしてもこの展開で田中を使うアホらしさはここまで接戦が続いていたのであまり気になっていませんでしたが、こういったところで投げる枠が1つあった方がよいでしょう。
喜びころこんで鳥谷を使うかと思えばそうはならず和田にも打席が巡らず茶谷はお呼びが掛からず、であれば野手で削れる枠があるはずです。
さらには酒居にまで零封をされて胸くそ悪い負け試合となりましたがいつまでも勝ち続けられるわけでもなく、サヨナラ負けなど競り負けるぐらいであれば大敗の方がむしろスッキリするとは言い訳に過ぎませんが今日の負けをただの一敗に終えるのがとにかく重要です。
明日に涌井にしてやられるようであれば発狂しかねませんので小島には飄々と、打線はねちっこい野球で「敵に回したら怖い」ところを見せてやりましょう。

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千葉ロッテ 2 0 0 1 0 0 0 1 0 4 9 0
楽天 0 7 0 3 0 5 0 0 X 15 15 0

◆6月30日(火) 楽天−千葉ロッテ1回戦(楽天1勝、18時、楽天生命パーク、0人)
▽勝 弓削 2試合2勝
▽敗 二木 2試合1敗
▽本塁打 清田2号(弓削)、鈴木大1号(中村稔)、浅村4号(中村稔)、ロメロ3号(石崎)、マーティン1号(安樂)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、中村稔、石崎、東條、田中—田村、佐藤
楽天 弓削、酒居、安樂—太田、足立

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