7日に来日したロメロが11日に練習に合流して今日に先発は隔離期間はほとんど無くなったんでしたっけ、よく分かりません。
ウインターリーグで5試合に投げたとのことで4試合に先発して20回2/3で20被安打は多いですが4与四球に20奪三振で防御率は1.66が自信の源だったのでしょう、しかし二発を含む3回5安打4失点はロッテ入りをしてから最悪の出来となってしまいました。
そこそこのボールがいっていたようには思いますが被弾はいずれも甘く入ってどうぞといった感じで、細かな調整はまだこれからなのでしょう。
先発ローテーションは石川、佐々木朗、小島までが決まりで4人目にロメロと期待をしていたベンチかもしれませんが次回に決定は先送りになったような、もうひとつ乗り切れない美馬、二木に投げない岩下、チャレンジャーの本前、森、どうやら西野と中1日だった鈴木は中継ぎになりそうなので候補はこれらに教育リーグで好投した河村といったところか、チャレンジ枠が3つもある嬉し哀しや先発ローテ争いは混沌としています。
救世主求む
一方で開幕マスクは松川が濃厚になりつつあります。
ロメロが代わった途端に加藤から松川になりましたから加藤は小島、ロメロの専用機として後退だと思われ、田村は教育リーグでも早々に交代して体調面での不安が拭えませんし、しかしここまで消去法ではないアピールが松川にはできています。
キャッチング、ブロッキングの優秀さは改めて語る必要もありませんし今日は肩を魅せてファールフライには俊敏な反応で俗に言う反射神経のよさとでも言いますか、その体つきとは相反する軽い動きは若さでもあり、その勢いに乗っかるのもありでしょう。
ただ解説の清水直も心配していましたが高いレベルでの試合が続いて肩肘への負荷も相当なものがあるでしょうから故障への懸念はありますし巧みなバット捌きは見せていますが引っ張れないのは疲れもあるような、週の半分ぐらいに出場できれば凄い!でよいような、先輩たちは負けじと頑張ってください。
打線の湿りっぷりは相変わらずでマーティンが元気ですが自打球を足首に当てての悶絶は何とかならないものなのか、止まりかけた高部が再点火してセーフティーで翻弄するなど奮闘していますがどうにも線にならずぶった切られて、開幕前から救世主を心待ちです。
SATO頑張る
小沼も頑張っていますが、佐藤奨も頑張っています。
佐藤都がいるので背ネームは「S.SATOH」だと思っていたのですが「SATO」なのを今日に知って、130キロ台のストレートでも詰まらせることができるのですからカーブやチェンジアップの使い方こそが妙、単調な捕手陣のリードに一石を投じる存在になってもらいたいです。
続けて打たれていた廣畑に欲しい三者凡退が喜ばしくも抑えていた八木が失点するという一進一退の中継ぎ陣は鈴木がとりあえず、かもしれませんが中継ぎスタートを材料に唐川、佐々木千の不在と国吉のハーマン化と不安があるだけに、このあたりの層を厚くしていくしかありません。
廣畑はどうにもあの仰け反りが気になるのですがこちらも実はMAX154キロではなく緩いボールがキモになりそう、一方で八木はフォークが命っぽくて低めに集めることができていましたので大崩れはしなさそう、リードのし甲斐があるタイプが増えてきました。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
西武 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 10 | 1 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 |
◆3月13日(日) 千葉ロッテ−西武5回戦(西武3勝2敗、13時、ZOZOマリン、11,838人)
▽勝 渡邉 4試合1勝
▽S 大曲 3試合1敗1S
▽敗 ロメロ 1試合1敗
▽本塁打 中村1号(ロメロ)、外崎4号(ロメロ)
▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、佐藤奨、廣畑、鈴木、八木—加藤、松川、柿沼
西武 渡邉、宮川、佐々木、大曲—森、牧野