今日から元オリックスの吉田と元阪神と言うよりはOBの高野が秋季練習に参加です。
二日間の日程での入団テストとのこと、いやいや、ただでさえ支配下選手登録の枠が足りないのにどうするつもりなのかが分かりません。
かつてはドラフトのときに不義理をした北川やFAで出ていった小林宏などに意趣返しのような不合格とすることはありましたが近年では今岡や鳥谷ら大物だけではなく三家、猪本、柴田、大隣、李杜軒と秋季練習や秋季キャンプ、春季キャンプに合流=合格となっているだけにやりくり算段が注目されます。
それなら近藤だっていけるよね、なのか、近藤なんて報じられたけど無いよ、のメッセージなのか、どうあれ誰にせよ獲るのであればDeNAが櫻井、松本を育成枠契約に切り替えたような抜け穴を利用するしかなく、両投手を育成枠とするのか誰かしらを育成枠にするのか、その動きから目が離せません。
実力はどうよ
そもそも論として吉田、高野はどうよ、もあります。
吉田は新潟、高野は栃木とともにBCリーグで投げた今季は吉田が36試合1勝13セーブで防御率2.48、高野は44試合1勝1敗12セーブで防御率2.49と似たような数字は一見するといい感じにも思えますが、しかし成瀬が11試合3勝1敗で防御率2.16のレベルを考えれば鵜呑みにはできません。
四国ILから華麗なる復活をした藤井は22試合11勝3敗で防御率1.12だったわけで、だからこそのテストなのでしょうが、吉田は33歳で高野は31歳となれば疲弊かつ離脱が目立ってきた中継ぎ陣へのスポットな手当てを考えているのであれば裏を返せばそういった手当てしかできない苦しさです。
余談ですが高野の入団が決まったら背ネームはどうするんだろう、両福田のケースからしてその順番に関係なくTAKANOとS.TAKANOなのか、そうなのでしょう。