カモメ飴

毎週のように新製品を世に送り出すグッズ担当が、満を持して金太郎飴ならぬカモメ飴を企画しているとの未確認情報を入手しました。
このカードは得点差はあれどれも似たような展開で、ヒットと四球を合わせた走者の数はほぼイーブンもあっさりと点になる日本ハムとふん詰まったロッテの差が顕著に出てスイープを食らって、この勝負弱さは何なんだ、地元開催が遠のいてそもそもCS圏内を維持できるかすら不安になる負けっぷりです。
チーム内の雰囲気はどうなんだろう、惜しかったと思っているのか数字以上の内容差への自覚があるのか、ここまで下位を叩いて上位に貢ぐを繰り返してきましたが明日からオリックス、西武との対戦で取りこぼすようなことになれば井上あたりの引退試合プロジェクトが始動するような気がします。

ただの人

打球を足首にぶつけての16球降板から中6日で復帰した佐々木は6回6安打4失点、ズルズルと失点を重ねました。
ここのところでは数字が出ていたストレートもしかしいつもどおり狙われて、しかも自己ワーストらしい5四球と制球が定まらず、完全試合バッテリーは松川の構えたミットよりも内に入るし高めに浮くし、それをことごとく捉えられる残念さです。
清宮が3安打2打点にレイエスも2打点、佐々木が悔やんでいたように真ん中が打てば点になるという分かりやすい構図で、しかも点の取られ方が悪い、先制していけると思ったいい流れをぶち壊す直後の失点をしたかと思えば同点に追い付いてもらった直後もまた失点、そりゃ勝てません。
何だろう、断面で見れば好投手なのでしょうが試合トータルではそうでもないただの人に見えてしまって、これが「この程度なら惜しくないでしょ」とポスティングに向けての伏線だったら周到ですがさてさて、また長期休暇に入らなければ残り4試合程度にどういったパフォーマンスを見せてくれるか注視しましょう。

両砲並び立たず

真ん中が打てば点になるはこちらも同じ、初回にポランコが先制ツーランです。
加藤の出鼻を挫くいいスタートで遠心力を活かしたような豪快なスイングは3年連続20発にリーチ、しかしソトが続けません。
ヒットが全く出ないわけではありませんが長打が激減して、先月は6発23打点と月間MVP級の活躍でしたが今月はノーアーチの4打点です。
守りでも緩慢な動きが目についてこれが30代後半の壁なのか、ソトの打棒が上位維持の鍵だけに憂うべき状況です。
高部もさすがに勢いに陰りが見えて左だと藤原は外されて、いつになったら最終コーナーのムチを入れるのか入れないまま終わるのか、ここも注目でしょう。

ミーティング、したよね?

細かなミス、とは自分目線ですが、それもここそこにありました。
きっちり仕留めていれば勝ち越しを許すことにはならなかった三回の挟殺プレーはデジャブ、先日もあって誰がセカンドベースに入るべきだったのかと疑問を呈しましたが、今日のそれは三塁走者がいて中村奨は無理、それこそ高部がダッシュしなければ友杉が追い込むしか解は無かったように思えます。
それが小川に投げて離脱してしまってはどうにもならぬ、サードをちら見していて状況の判断はできていたと思うのですがだから離脱した後にヤベッみたいな挙動を、それともあそこは小川が挟む側ではなくセカンドカバーに走るのが正しかったのか、試合後に内野陣のミーティングがあったと願いたいです。
そして92球で佐々木の六回降板は決めていたと思われよって裏の松川に代打を出して欲しかった、次の打席で佐藤を使った、使えたのであればなおさらに、あるいは角中でもよし、ベンチが勝負どころをどこと考えていたのかは分かりませんが仕掛けが遅かったように思えてなりません。
貴重なポイントゲッターのポランコに代走を出したのであれば山口に代打でもよかったはず、そもそも二死での代走和田にも疑問でしたが、もどかしいです。

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日本ハム 0 1 2 0 1 0 0 0 0 4 6 2
千葉ロッテ 2 0 0 1 0 0 0 0 0 3 7 0

◆8月22日(木) 千葉ロッテ−日本ハム24回戦(日本ハム17勝6敗1分、18時、ZOZOマリン、26,785人)
▽勝 加藤貴 21試合7勝7敗
▽S 柳川 11試合1敗6S
▽敗 佐々木 13試合6勝4敗
▽本塁打 ポランコ19号(加藤貴)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、横山、国吉、菊地—松川、佐藤
日本ハム 加藤貴、宮西、池田、柳川—梅林、伏見

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