澤村がFA宣言

澤村がFA権の行使を表明しました。
今日に球団に対して申請書類を提出し、今後はメジャー移籍を目指して代理人の交渉を見守ることになります。
今季の優勝争いを支えてくれた一人ですからもちろん残念ではありますが本人が積み上げてきた実績による権利ですし、またぶっちゃけてみれば二ヶ月半ほどの在籍でしたのでサバサバした感覚が自分的にはあるのが正直なところではあったりもして、そこは複雑な心境でもあります。
いずれにしても悔いの無い選択をしてくれればと、それがメジャーであれ残留であれ、はたまた国内移籍であれ「ああすればよかった」と後になって悔いることがあれば力を発揮できないでしょうから、それが国内移籍であれば応援はできませんが前だけを向いての決断であれば温かく送り出したいです。

メジャーへの情熱

「アメリカの移籍、ロッテの残留、国内への移籍、全て考えられる中で、自分のことを一番必要としてくれる球団で腕を振っていきたいなという気持ち」とは本人の言葉ですが、その言葉どおりにメジャー、残留、国内移籍の順番で考えているのでしょう、しかしメジャーがメインなのは確実です。
おそらく巨人にいたままであればあり得なかったであろうチャンスだけに、コロナで難しいでしょうが自ら渡米をしたいぐらいだと思います。
来季に33歳はポスティングなので一概に比較はできないまでも山口のときと同い年、となればその2年総額635万ドルあたりが目安になるとすれば格安物件として複数球団が注目とはこれも山口と似たような構図で、実際にどれだけの球団が興味を示すかは分かりませんが全く声がかからないことはないでしょう。
ただメジャーもコロナの影響による減収で財政的に厳しくなっているところもあるでしょうから待遇に重きを置きすぎると噛み合わないかもしれず、既にロッテとの交渉は済んでいるようですがほぼ現状維持の2年3億2000万程度から益田の年換算2億との間ではないかと、さすがにそれを超える提示はされるでしょうが思っていたほどでもなければどうするか、当然にリスクはあるわけですからメジャーへの情熱との天秤になってもおかしくはありません。
もし折り合いがつかなければ国内移籍はあるのか、とは可能性としては限りなく低いとは希望的観測ではありますが、しかし球団とすればメジャーよりも補償を伴う国内にしてくれと考えているでしょうし支配下選手登録枠の関係からいずれしても早く決断をして欲しいでしょう、それはファンとしても同じです。
今年はウインターミーティングが中止でリモートでの会合になるためその動きが読めず、思っていたよりも早いかもしれず年を越すかもしれず、澤村が抜けるとなれば唐川のこともありリリーフ陣の再構築が急がれるため後手後手にならないよう、残留なら儲けものの前提での動きでお願いします。

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