佐々木朗が快投、なおロ

今日の金曜ロウキショーは5回ノーヒットで12奪三振、許した走者は四球1つと振り逃げの2走者のみのほぼ完璧なピッチングでした。
立ち上がりは15メートルを超える強風にフィットできなかったのか構えたところより外れたり、また中村晃に10球粘られるなど初回に26球でかなり苦労しましたが二回以降はしっかり対応して危なげないピッチングはもうZOZOマリンでは敵無し、相手とすればもうお手上げでしょう。
それだけに五回での降板には何があったかと心配になりましたがベンチで普通に応援していましたので89球は吉井監督の「次は115球ぐらい」よりかなり少なかったものの上背があるだけに強風で体力を削られたのをベンチが配慮したのかもしれず、そうであればまた過保護だと堀内あたりが吠えそうです。
まだ情報はありませんがおそらくは肩肘に何かあったなどは無さそう、とは笑顔も見えましたし十二回に仲良し茶谷のバットに念を送るようなグリグリをしていたのできっと大丈夫、来週はなぜか金曜日に試合が無いため前倒しするとも思えずよって115球構想だったと思われ、次のエスコンで再挑戦です。
なおロッテは21イニング連続無得点で今月は4試合で僅かに3得点、残塁の数からしても負け同然で日曜の雨予報にGWの負け越しが決まる引き分けとなりました。

バント?強攻?そのまま?

糞詰まりの打線は再三再四のチャンスにあと一本が出ないお約束で、フラストレーションが溜まりまくりです。
勝負弱さもさることながら今日はベンチの作戦にも疑問があり、一死一塁で和田にバントをさせるのであれば同じ二回の昨日になぜ江村に打たせたのか、七回無死二塁でポランコに代走小川を出しながら中村奨になぜ送らせなかったのか、十二回一死一塁でなぜ安田を友杉に代えなかったのか、その意図がよく分かりません。
セーフティーではなかったため和田の判断ではなくベンチのサインだったのでしょう、ちょこちょこヒットは出ていても三番中村奨にはバントのサインを出していたのに六番で強攻ってどうよ、茶谷のふらふらっと上がった打球にスタートが遅れた安田は友杉だったらサードを陥れたかもしれず、モヤモヤしています。
実はセーフティーでした、中村奨なら最悪でも右打ちで進塁打を打ってくれるとの期待で、友杉は名前はあったけどベンチ入りしていませんでした、まさかも含めてそれぐらいしか理由が思い浮かばず、もちろん和田に打たせる、中村奨はバント、代走友杉であっても結果は同じだったとしてもめっちゃ消化不良です。
そんなこんなでいい感じの角度で上がった井上、ポランコの打球が風で戻されて、これでもかと藤原が5三振で機能せず、大下は男になれず、残念すぎました。

キャプテンどうする

中村奨は一時期に比べれば一日一本ペースになっているのでスタメンを外す、二軍で再調整、になるとも思えませんが、かと言って実況や立川が言っていたようにさほど感じがよくなっているとも思えず、何より性格的に感情が表に出るタイプでは無くそれで覇気に欠けるとは言いませんがとにかく表情が暗いです。
先日に続いて緩い、高く浮いた軌道のトスは今日はセーフになってしまい致命傷になりかけて、もちろん難しいプレーではありましたが中村奨らしくありません。
平沢は10タコで核弾頭から降格、スタメン落ちとなったのにキャプテンはそのまま、それが追い詰めることになっていないのか、これが凡退で自らに怒りを発するような素振りがあればいいですが打席でも守りでもうつむき加減で大丈夫かよと、メンタルが心配にもなります。
ちなみに絶好調!とその雄叫びが船橋まで聞こえてきた池田は今日も1発を含む4安打で.330まで打率を上げて、ぐいっとリーグ4位に浮上しました。

怖さ余って喜び百倍

佐々木朗を継いだ六回以降は坂本、ペルドモ、澤村、益田までは鉄板、そして延長戦での東妻、廣畑はなかなかのスリルでした。
ペルドモは一死満塁のピンチで二人を打ち取って投ゴロでは国吉ばりに自らベースに駆け込んでの雄叫びが普段の飄々とした雰囲気から意外でしたがその気合いはちょっと嬉しく、走者を出すもいずれもゲッツーで両御大は劇場主とはならず、そして東妻です。
西村かと思いましたがGWで既に4試合投げているので吉井ルールを適用したのかもしれず、まさかの東妻をイニング跨ぎさせたのは岩下への信用がイマイチなのか西村は絶対投げさせない信念でアクシデントによるブルペン枯渇を懸念したのか、どうあれ前日の鈴木と同じく吉井監督の肝の太さには驚かされます。
その東妻、廣畑が3イニングを零封してくれてそこは大きな収穫で、のけ反りが少し小さくなりちょびっと期待している廣畑はともかく東妻は教育リーグ、二軍戦で見て厳しいオフを予感しただけにこのまま頑張ってくれよと、怖さ余って喜び百倍でともに抑えたときのガッツポーズにしびれました。
東妻にはロッテファンのブーイングを浴びたオスナに白星が転び込むのを阻止しただけでも大手柄で、とにかく自らのボールを信じてゾーン勝負でお願いします。

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◆5月5日(金) 千葉ロッテ−ソフトバンク7回戦(3勝3敗1分、18時、ZOZOマリン、29,180人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、坂本、ペルドモ、澤村、益田、東妻、廣畑—佐藤都
ソフトバンク 石川、津森、大津、嘉弥真、オスナ、松本裕、田浦、板東—甲斐

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