佐々木朗が待望の地元初勝利

今日に観戦された方が羨ましい、どのみち人が来るので行く予定は無かったのですが、見事な3タテを食らわせました。
チケットがあっても行ったかどうか、自宅周りはずっと霧雨のような感じでしかし幕張はそれほど降っていなかったようで鎌ケ谷でも試合があって、佐々木朗の自己最多13奪三振、地元初勝利&初お立ち台、松川のプロ初打点、初お立ち台、平沢の今季初ヒットは3年ぶり、池田のプロ初ヒット、てんこ盛りです。
佐々木朗はストレートの平均が159.5キロで八回にも160キロを出して、そうなればどうしてもストレートに狙いを定めるところで140キロ台半ばがすストンと落ちて、中盤からのカーブも効果的、試合前に「大丈夫っしょ」と言ったらしい松川のリードも冴えていました。
その松川はやはり引っ張るだけの力はまだ備わっていないようですがコンタクトの強さを見せての右中間への打球はぐんぐんと伸びて、手首の強さが見て取れるキャッチングも素晴らしい、まだ18歳ですのでシーズンを走りきれるかは分かりませんが、佐々木朗との史上最年少ベストバッテリーも夢ではありません。
平沢は走塁ミスを口にするその姿勢やよし、池田とともに中村奨に「ゆっくり休んでください」と言えるよう札幌でもお願いします。
これで借金を返済してAクラスに浮上は3弱から抜け出してオリックスもBIGBOSSを手玉に取ったので1強4弱1番外地へ、その番外地に星は落とせません。

高給取り働け

そんな佐々木朗の好投を見殺しにしかけた打線は好調の佐藤都を109代の四番に据えましたが機能せず、マーティンは有藤に「練習が足りない」と切り捨てられる始末で、レアードの調子もなかなか上向かず、藤岡はバントを2つ決めるも快音は聞かれず、高給取りが働きません。
平沢が1500万、松川が1300万、高部が1000万、足しても3800万でしかない若手中堅が全ての打点を叩きだして、よくぞ勝ったと、勝てたと、山川に続いて森が故障離脱して中村、外崎が出たり出なかったりと山賊打線が壊滅的状態なのにも助けられましたが、足での揺さぶりが効果的です。
12球団ダントツの14盗塁はこれまで走られまくった西武に仕返しとばかりにこのカードでも7盗塁、右手人差し指を骨折した森はそれが理由で走られたのかと思えば交代後の自爆のようで柘植もイマイチっぽい、対西武は今後もこういった攻めでガンガンいきましょう。
八回の貴重な追加点を演出した松川のバントは前の打席がタイムリーだっただけに、井口野球の変化だと思わせてくれ、思いたいものです。
とは言いながらも7四球と乱調の渡邉を六回まで崩せなかったのには頭が痛いですし、際どいプレーになってしまった安田の走塁は三塁を回って途中で力を抜いたように見えたのは気のせいか、走り疲れたのか、松川が慌てたようにスライディングのゼスチャーを大きくしていたのが印象的でした。

益田は前途多難

初完投をさせるかとも思った佐々木朗を代えたのは、3点差で余裕のシチュエーションで益田に立ち直りのきっかけを与えたかったからかもしれません。
しかしそれに応えられない益田はボールが高めに浮く、抜けるで四苦八苦、今季初セーブで落ち着きを取り戻してくれよと祈るばかりです。
代えが利くポジションではありませんが中村奨のようなケースもありえますので準備は怠りなく、とは言いながらも誰も彼もがダメダメですのでどうしたものか、ゲレーロも先日の躓きがありましたので編成には抑えタイプの新外国人投手の物色を始めた方がよいのではと考えます。

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西武 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 5 1
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◆4月3日(日) 千葉ロッテ−西武3回戦(ロッテ3勝、14時、ZOZOマリン、21,315人)
▽勝 佐々木朗 2試合1勝
▽S 益田 5試合1S
▽敗 渡邉 2試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、益田—松川
西武 渡邉、佐々木、宮川、十亀—柘植

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