ルーキー頑張る

セントラル主催だったので映像はあちらこちらで部分的に拾えただけ、雨模様だったようでこの時期らしいロースコアでの引き分けでした。
スコアテーブルがメインでの判断になりますが持ち味を発揮できた選手が多かったのではないかと、宮崎に移動する前のこの沖縄本島が若手、中堅にとっての最大のアピールチャンスですからここまではいい感じでこなせているのではないかと思います。
そんな中でも今日は松川、池田、廣畑、八木のルーキーが揃って登場して、その頑張りこそが悲願のリーグ優勝に向けた大きなアイテムです。

池田が3安打猛打賞

今日も核弾頭スタメンの池田は右に左にと3安打猛打賞、守備でもダイビングキャッチで魅せるプレーを連発です。
バッティングはどうだろう、この2試合を見る限りでは脇の締まった窮屈にも見えるスイングはぎりぎりまで引き付けてのそれで飛距離はあまり期待できそうにないアベレージタイプにも思えますが、同じようにあのフォーム、スイングでびっくりの岡のようなケースもありますのでまだ様子見の段階でしょう。
守備ではトスミスがあったようですが二遊間を抜けようかという打球を捕ったときのグラブトスは見事でしたし、こちらは現時点で期待以上です。
初スタメンとなった松川は一打席目にバットを折られながらもしぶとくライト前に落とすところなどはまたしてもベテランの雰囲気が、盗塁も刺したようで、失点をしないというところではリードも評価されていきそうな、植田だけではなく田村もぞわぞわし始めたかもしれません。
岡は左中間を破る先制タイムリーツーベースも牽制アウトのポカヒロミとらしさを見せて、数字上の明暗では3四球を選んだ山口にストレート、変化球ともに空を切った安田、そしてマルチヒットの和田に対して山本斗に続いて西川、福田光がチャンスを活かせなかったのが残念でした。

唄う廣畑、唄ってないけどね

廣畑、八木もデビューで幕張のあいみょん、とありがちなネーミングを頂戴した廣畑は1回1安打零封、八木は1回2安打1失点はエラーがあったので自責ゼロ、ともに大卒社会人経由ですのでルーキーであっても一年目が大事なだけに無難な出足です。
廣畑は本人の歩かせなかったのがよかった、とはどのあたりを課題として取り組んでいるのかが分かりませんが、コントロールに苦しむ前評判でもないですし、ここまでの感じですと中継ぎでの起用になりそうなので力強いボールを投げることを第一に一軍に切り込んでもらいましょう。
これまたデビューと言っていいのではないか、の中森も1安打1四球ながらも無失点でまずは結果を、昨季の鬱憤を晴らす第一歩を踏み出しました。
一方で崖っぷちの成田、山本大はいずれも左打者に打たれて、その左対左のこだわりの是非はともかくまずそこを期待されての起用でしょうから高めに浮いた成田、合わせられての山本大と残念なことに、こと成田は昨季も鎌ケ谷でそんな姿を散々と見せられただけに不安と心配がないまぜです。

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千葉ロッテ 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 7 1
巨人 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 10 1

◆2月17日(木) 巨人−千葉ロッテ1回戦(1分、12時30分、那覇、さあね)

▽バッテリー
千葉ロッテ 本前、中森、廣畑、成田、八木、山本大、小沼—松川、加藤、佐藤都
巨人 高橋、山崎伊、堀田、大江、今村、堀岡、谷岡—岸田、山瀬

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