朗希怪物

土地によって違うようですが自分のところはスポニチだけ、プロ初勝利であれば他紙も一面になったのだと思いますが、久しぶりに機関紙が面目躍如です。
写真には写っていない下半分にやや小さめに「片りん」と続いているのは、やはり勝てなかったのも多少は影響をしているのでしょう。
その佐々木朗のピッチングには賞賛の声が集まる一方で押し並べてクイックへの課題が指摘されていて、それに対してダルビッシュが「これからも他人のネガティヴな言葉は基本無視して、ネガティヴさは自分自身で持ちながら成長していってほしいなぁと思います」と応ずるなど注目度は抜群です。
自分的にはまだ20歳にもなっていない高卒二年目ですし七番手と考えればベンチの恩情があったにせよ五回を投げきっただけでも上出来とのスタンスで、クイックもそうですが走者への牽制は投げずとも目で制するなどそういったテクニックをそれが上手かった小野コーチに学んでくれればと思います。

田中が心配

その佐々木朗は100球を超えずとも一度抹消するのは既定路線だったでしょうから驚きませんが、田中と高部は意外でした。
田中は土曜日に押し出し死球をやらかしはしましたがここまで地味に下支えで結果を残してきましたし、おじさんに無理をさせているとは吉井コーチでしたからそれが理由ではないと思っていましたが、その吉井コーチのブログによれば哀しくも故障とのことです。
昨季も同じような状況から抹消、手術に至りましたので大事に至るものでないことを祈るしかなく、再手術となれば年齢的に復帰が厳しいのでなおさらです。
そんな中継ぎ陣の貴重な担い手を欠いたことでどう再編していくのか、佐々木朗との入れ替えであれば同期同い年で今度こその横山が話題になりますし、使い方を工夫してのフローレス、ラストチャンスになるかもしれない石崎、左キラー成田のチャレンジ、いずれにしても田中の穴を埋めるのは大変でしょう。
そうなればプロ初ホールドながらも鈴木を次の日曜日に先発に戻すのが大方の見方でしょうが、しかし信頼度でこれらの名前に勝りますのでそのまま中継ぎに残して日曜日には昨日に二軍で先発して3回1安打零封の小島を中6日で充てるという選択肢も出てきそう、吉井コーチも思案のしどころです。
そしてピンチバンターとして頭角を現した高部は守備や脚力でも貢献する力はありますが肝心のバッティングがピリッとせず仕方なしか、そうなればいよいよ加藤の出番ではなく福田秀あたりになりそうな悪寒はさておき、既に対象者は大阪入りをしているであろう明日の公示を待ちます。

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