右足は高く上がらず

八回裏にぱらぱらっと降りましたがすぐに止んで久しぶりに雨の心配がほぼ無い観戦でしたがしかし見事なまでの完敗で、せめて小川のプロ初出場に加えてのプロ初ヒットのお土産が欲しかったですが代打岡という酷い仕打ちに荻野の無駄な五打席目で和田に声はかからず、あれこれ散々な試合でした。
岩下はとにかくコントロールが悪すぎで明らかなボール球があれだけあれば「自分有利のカウントが作れなかったので自滅かなと思います」とはそのとおり、乗っているときには多く見られる右足を高く上げたフォロースルーも数えるほどで、とにかく調子が悪かったのでしょう。
タイプ的に田村との相性も気になったところで、加藤のリード性向がまだ分からないので何とも言えませんが佐々木朗と組ませたのであれば数字の悪い田村よりも加藤とは結果論ではありますが、明日も制球に難のある小島で田村との数字がやはり悪いだけにどうするか、興味津々です。
それにしてもキャッチングはどうにかならないのか、田村のそれは無気力にも見えましたし佐藤都もぽろぽろと、加藤も不安いっぱい、もちろん記録はいずれも暴投ですから投手の責任が第一義ですがあれでは落ちるボールに躊躇して中途半端に真ん中に入ってしまいそうですし、低めにとも言いづらいです。

明日はどうするんだろう

岩下が五回の一死も取れずにKOされたためフローレスと中村稔がそれぞれ2回を投げて33球と45球、こういうときに小野がベンチ外ってのがあれですが枠が足りないので仕方なし、明日にこの二人を外すと一人足りないので万が一はフローレスに無理をさせるのか、困ったものです。
フローレスはガムを噛むのを止めたのか代わりに舌がペロリでいきなり栗山に打たれたのが痛かったですが以降はらしいピッチングで、まずまずでした。
中村稔は浮き気味でしたが低めに投げれば逸らされてどうすればいいんだと、ファールで粘られた森に屈しなかったのはよかったですが球威がもうひとつなのか押し込めないのが課題になりそうな、場数が必要ですので先発でいきたいでしょうが今はこのポジションで足固めをするのがよいと思います。

極端だなぁ

高橋を打ちまくっている安田はさすがにスタメンに名を連ねましたが五番にはびっくり、やることがとにかく極端です。
それはさておきもうファーストストライクを見逃したら罰金ぐらいにしないとダメではないかと、際どいところを見送ってストライクを取られてそれより外れたところに手を出しての凡退と悪循環が極まりつつあり、そこは性格ですから背中をどつくしかないように思います。
その安田がサードかと思いきやDHで藤岡がサードでの3安打猛打賞は詰まりながらも上手く運んでの広角打法は前の試合の反省か、長打に欠くのでサードはぐっときませんが今江もそんな感じでしたので、気が付けば2割7分ですがもう一声、2割8分から9分に近いところまで打てればひょっとするかもしれません。
一方で藤岡を追い出したエチェバリアに代打角中はどうなんだろう、そこまで捉えることができていなかったので分からないでもないですが僅差ならまだしも得点差からして欲しいのは一発でしたのでそのままエチェバリアの方がよかったような、はい、これもまた結果論です。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 0 0 2 5 0 0 1 0 8 13 1
千葉ロッテ 0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 10 0

◆8月17日(火) 千葉ロッテ−西武15回戦(西武8勝4敗3分、17時45分、ZOZOマリン、7,292人)
▽勝 高橋 18試合9勝4敗
▽敗 岩下 15試合8勝5敗
▽本塁打 外崎2号(岩下)、藤原4号(高橋)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、フローレス、東妻、中村稔—田村、佐藤都
西武 高橋、平井、ダーモディ—森、岡田

© 2007 オリオン村