おさらい2024

下交渉が揉めていたのかトリだった国吉で、今オフの契約更改の全てが終わりました。
厳密にはまだロッテの選手である佐々木が残っていますがもしメディカルチェックに引っ掛かっても残留となるはずもなく、それは置いておきます。
さて通信簿でのオリオン村査定はこれまでやりっぱなしでしたが、せっかくですのでおさらいをすることにします。
もちろん対象は前後関係で契約更改より先に通信簿となった選手だけで若い番号を中心に、また中村奨など複数年契約の選手は実態はともかく公表は現状維持でしょうからこれも対象外に、そんなこんなで俎上に載せる選手はそれほど多くはありません。
とりあえず優良可不可に分けてみましたが球団査定と一致するのが正しいとも言い切れず、そこはただの目安です。

角中 6600万円 vs 6600万円 ※一致
出場数がもうひとつだったこととベースが高いことで現状維持、が球団と一致しました。
荻野とのバランスを考えてもいいところだと思います。

友杉 3000万円 vs 3000万円 ※一致
打撃での数字は芳しくありませんでしたがほぼレギュラーということで恥ずかしくない3000万円台、こんなものでしょう。
球団は渋くいくかとも思っていて、そこはホッとしました。

安田 4500万円 vs 4500万円 ※一致
内野シャッフルでの不憫さはあれどあまりに打てなかったのと、上げる藤原とのバランスも考えてのそれは球団もそうだったようです。
今度こそのブレイクがあれば億を望めるラインに踏み留めた感もあります。

澤村 2億円 vs 2億円 ※一致
年俸にはとても見合わない成績でしたがあまりに存在が大きすぎて現状維持だろうと、そのとおりとなりました。
ただもしかしたら3年契約、もしくは昨オフに複数年契約を結び直したのかもしれません。

東條 戦力外通告 vs 戦力外通告 ※一致
現役ドラフトもあるかと思っていましたが、選ばれなかったときのことを考えれば妥当でしょう。
こういう一致はあまり嬉しくありませんが、仕方がないことです。

大谷 1200万円 vs 1200万円 ※一致
本来であればダウン査定ですが独立リーグ出身で安く見られたか2巡目にしてはという年俸もあっての現状維持、球団もそう考えたように思えます。
予想しやすくはあって、うん、何とも思いません。

佐藤 8000万円 vs 8000万円 ※一致
このオフで一番のヒットは佐藤かな、これだけ上がって一致したのは珍しいです。
岡が不憫ですが同じポジションの田村との比較が佐藤にとっての強い、強すぎる追い風となったのでしょう。

藤原 4800万円 vs 4700万円 ※乖離2.1%
安田とのバランスを考えてのそれが球団の方向性と一致したかは分かりませんが、妥当だと思います。
一気にブレイクができれば億も見込める、というところでもいい金額でしょう。

上田 1600万円 vs 1650万円 ※乖離3.0%
現状維持とはしましたが微増もあるなかと思っていて、そんな球団査定でした。
そこはドライチというのもありそうで体調不良はあれどチーム事情で追いやられた感もあって、詫び代が含んでいる気もします。

二木 2625万円 vs 2700万円 ※乖離2.8%
ほぼ限度額いっぱいというところで、球団との思惑と近しかったです。
端数を切り上げたって感じかな、尻に業火とするには甘いと言えなくもありません。

松川 1600万円 vs 1700万円 ※乖離5.9%
割と思い切って下げたつもりでしたが、球団はそれを上回りました。
高卒3年目にしては厳しくありますが二年続けての二軍漬けにしては高くあって、そして寺地の存在も影響したかもしれません。

藤岡 8000万円 vs 8500万円 ※乖離5.9%
100試合に届かなかったのと元が高いことで現状維持として、球団のここまでのアップ査定は意外でした。
あるいは順調であれば来季に取得する国内FA権を視野に、Bランクをどうするかの調整によるたまものの気配があります。

小島 1億7000万円 vs 1億6000万円 ※乖離6.2%
かなり積んだつもりでしたし2億円もあるかと思っていただけに、気持ち的には不可の範疇です。
国内FA権取得までまだもう一年あることで、2億円を上限に段階を踏んだ結果にも見えてそうだと好成績になったときの来オフはかなり揉めそうな予感です。

石川慎 2800万円 vs 2600万円 ※乖離7.1%
人気があってumiのモデルにしたりとそういった恩恵での現状維持を考えましたが、球団はシビアでした。
しかし数字をシンプルに見ればもっと下がってもおかしくはなく、ある程度の力学が働いたような気がしないでもありません。

不可

荻野 8000万円 vs 7000万円 ※乖離14.3%
かなりのダウン査定をしたつもりでしたが、球団の査定はそれを上回るものでした。
年齢的なもので上積みと言いますか伸びしろ、期待値というものが無く目に見える数字で評価されて、ほぼ出番が同じだった角中に揃えられた感もあります。

石川歩 7700万円 vs 9000万円 ※乖離14.4%
億キープもあるかとは思いましたが数字ほどに内容が伴っていなかったですし、来季に二桁とかを期待できるわけでもなく限度額いっぱいの査定は球団のそれと大きく乖離して、それでも大幅と言えば大幅ではあって、一概にこれを緩いとは言えなかったりします。

平沢 戦力外通告 vs 1600万円 ※判定不能
枠が足りないこともあって確実にという意味合いで戦力外通告としましたが、現役ドラフトへのリストアップでした。
もし他にリストアップした選手が移籍となったケースを考えると、球団の20%ダウンは真っ当でしょう。

美馬 任意引退 vs 4000万円 ※判定不能
本人も契約してもらえるとは思っていなかったと言っていることで、球団の査定が間違っているとすら思える1億円ダウンでの残留でした。
これほどのダウン額は球団記録を塗り替えたのではないかと、それでも4000万円の価値が問われる来季です。

種市 1億円 vs 8500万円 ※乖離17.6%
二桁勝利であれば億があったかもしれませんが、そうであっても1億2000万円もあるかと思っていただけにビックリしました。
小島とは違って国内FA権取得まで年数があるのが理由か、それともポスティングで握ったか、よく分かりません。

唐川 5000万円 vs 5800万円 ※乖離13.8%
投げさえすれば好投するもあまりに分母が小さすぎて大幅ダウンは避けられず、しかし球団は限度額オーバーまでは踏みこみませんでした。
手心が加えられるかもしれない、そんな予想をしたとおりに地元出身の生え抜きへのそれが発動したのかもしれません。

高部 4200万円 vs 3300万円 ※乖離27.2%
最大のハズレが高部でした。
数字としては藤原と遜色が無いのにこの差は何なんだろう、外野陣の頭数が増えたことでひょっとしたらひょっとするかもしれません。

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