下手と上手

接戦をものにしたのは喜ばしい、前日のまるっと裏返しで、しかし勝てたのがビックリの展開ではありました。
もちょっと点を取れたんじゃないかと思いつつ何だかんだ西武の貧打にも助けられて、遂にの二桁ゲーム差を逃れる勝利です。
今日も見た目に比して多い2万4000人超の発表に夏休み最後の地元開催に向けて営業部隊はホッとしたのではないかと、当日券が売れると、お気の毒様です。

下手

例によって藤原にはバントをさせません。
20イニング連続無得点での三回無死一塁、両チーム無得点の誰がどう見たってバントの場面で気配も無くエンドランは企画しますが結局は空振り三振でした。
その穴埋めとばかりに成功率が6割に満たない友杉を走らせてアウトになって直後に西川がヒットを打つちぐはぐさよ、送っていれば先制点になったはずで序盤にセンターが前に出てきたとは思えず、こうやって得点機を逸してきたのにベンチには反省が全くありません。
で、五回無死二塁の限定友杉のバントはフライになって選手の技量も足りていない、何が何でも追加点が欲しい七回無死一塁での友杉はバントの構えもおそらくはグリーンライトの高部がセーフになると見たかバットを引いて、際どいタイミングだったけどね、噛み合いませんでした。
藪田の「送るでしょうね」のつぶやきが印象的で、判断が裏目に出ただけにしてもそんな立場かよ、とは思ってしまいます。

上手

一方で五回に友杉がミスった後の高部の三盗は見事、かなり高度な作戦でした。
バントをしない藤原の構えに驚いたサードが前に出てきた隙を突く、と言うよりは隙を引き出してこれまた高部のグリーンライトに藤原がアシストしたであれば素敵ですがまあベンチのサインかな、友杉のバット引きと同じく裏目もありうる結果オーライ感が無くもなかったですが、かなり映えるプレーです。
そして紙一重のスライディングは藤原の神の手なら左手を浮かせたであろうところをミットの下をすり抜けるように、古賀悠とすればもっと早くきているとタッチにいったらでタイミングがずれたのか、どうあれ最初のジャッジがアウトだったらアウトであろうほどに際どいものでした。

守り

守備にもいろいろありました。
強い打球ではあれ正面を大きく弾いた上田はドンピシャのジャンプでの好捕はありましたがスローイングの不安定さもあってサードは厳しい、ファーストを鍛えるがよいかと、でもファーストかDHは山口、池田と被るしなぁ、ファーストとしての守備力が劣る誰も彼もがネックにもなります。
内野安打になってしまった八回は前に出ての処理でそこからターンしてベースに入るのが難しいにしても、あれは藪田も高野脩のベースカバーが遅れたと指摘していましたし、とは言え山口ってソトなら自ら入りそうな打球を投手に任せる傾向があって気にはなります。
その山口の守備固めが池田ってのも不安すぎて、山口と同じく体付きも影響してか捕球の際の伸びが圧倒的に足りない、茶谷か石垣が一軍には必須でしょう。
そんな中で一度は離れかけた足を伸ばしてゲッツーを成立させた八回はよかった、山口はあれで足が攣ったとかでの交代じゃないよね、打席には立ったし、です。

布陣

今日は藤原をDHに隅田を打っている山本を三番に据えて捕手は佐藤、ここにきて布陣に動きが出つつあります。
打てなかった佐藤ですが寺地に守備の綻びが目立つのもあって今後に出番が増えそうな、勢いDHの混雑で寺地の規定打席確実が黄信号かもしれません。
規定打席というところでは残り33試合で1試合に4.55打席が必要な西川は苦しい、藤原にバントをさせないなら一番西川、藤原は三番でいいんじゃね、ただサブロー頭は二番最強で、ならどうせバントをさせないし二番藤原でいい、こんなチーム状況で記録へのアシストが欲しいです。
そんな打線は八回に三番が山本ともなると無死一塁でバントをさせて、成功に吉井監督があんな驚いたみたいな表情ならピンチバンター愛斗が正解でともあれ二軍でもバントゼロの山本がプロ初犠打を決めて、上田のヒットは痛烈すぎて点にはならずも藤岡の内野安打でやっとの追加点をもぎ取りました。
大きく弾いた滝澤は止めていればアウトにできた可能性が高く、藪田に西岡と言い間違えられた藤岡の強い打球あってこそです。
それ以外は相変わらずでワイワイ並べても山口が外のボールに翻弄されて試練、そして2割7分を切った藤原の再浮上を待たねば得点力は上がりません。

粘投

なかなか援護点をもらえない中で、小島が粘投でチーム勝ち頭単独の6勝目です。
いつものように絶賛はしない吉井監督はでもそんな感じではあって、こと立ち上がりはむしろ際どいところを狙いすぎる悪い小島でした。
1点を失えばイコール負けのカードに分からなくもありませんがろくなことにならない過去の蓄積があって、二回に滝澤、渡部聖が甘めの初球を打ち上げてくれて助かった、あれが無ければどうなることかと、4四球で球数も増えて7回115球での交代は零封ながらも妥当でしょう。
粘り切れたのはボール自体に今日は力があってカットっぽい食い込みがあってなかなか芯を食わせず、前を向く気合いも見て取れました。

惜しみなく

八回は高野脩で締めは横山、明日がお休みで惜しみなく投入です。
高野脩は代走高松のボーンヘッド、あれはミスだよね、エンドランがかかっていたのかもしれませんがファーストに戻るタイミングが遅れて救われました。
内野安打に藤岡が握り損なってとこちらのやらかし風があっただけに一気に持っていかれるかと恐怖していて、外崎が普通に打ったのと高松が走らなかったのと、あれこれお返しをありがとう、ストライクとはいかずもノーバンスローイングの西川も素晴らしかったです。
横山は入っちゃったピーゴロに逆球上等とラッキーはありましたが粘られても屈することなく、こうなったらキャリアハイの4セーブを目指しましょう。

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◆8月24日(日) 千葉ロッテ−西武19回戦(西武10勝7敗2分、18時、ZOZOマリン、24,482人)
▽勝 小島 18試合6勝7敗
▽敗 隅田 19試合9勝7敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、高野脩、横山—佐藤
西武 隅田、甲斐野、ウィンゲンター—古賀悠

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