絵になる負け

よほどに球界としてネタに欠いているのか、ニッカンが50年ぶりの8月単独首位を一面にしてくれました。
試合前には球団創設70周年イヤーのイベントで村田、有藤、山崎、木樽と錚々たる顔ぶれが揃うタイミングの良さに今日も勝って勢いを付けたかったのですが、そうは問屋が卸してくれないのが世の常、村田の始球式と佐藤の同点タイムリーぐらいしか盛り上がるところがほとんど無いままの黒星です。
せっかく柳田がメンタル的に壊れかけているように見えたところで先制アーチ、決勝タイムリーと絵になる負けを演出してしまい、船橋では一時間ちょっと雷鳴が轟いていましたが柳田のタイムリーと同時にそれが収まったのは偶然なのか、しかしまた未明から再度にゴロゴロ鳴り始めて暫くは続くとの予報、また佐藤のタイムリーのときのホーム送球を見る限りではまだ柳田に付け入る隙はありそうですから、このチャンスを逃す手はありません。

切り札佐藤

立ち上がりの二保はいきなり和田にツーベースを浴びて中村奨の打球も周東の好守がなければ先制タイムリーになっていたかもしれず、マーティンの打球も捉えたものでしたからまさか七回途中まで3安打に抑えられるとは思ってもいませんでした。
抑えられたと言うよりは微妙に動いているようにも見えたストレートを打ち損じたのが実際のところか、だらだらと完封をされるかと思ったぐらいです。
それだけに四回、五回とチャンスはありながらも逃しての七回、まだ球数も100球に届かずのところで板東にスイッチは先日の逃げ切りが理由だったのかもしれませんがロッテからすればウエルカム、ここで佐藤が降臨しての同点タイムリーは見事でした。
特徴的なU字スイングで放たれた打球はラインドライブで伸びがあり、先日に4打席連続三振を食らうなど率は低いですがこのカードでは四球、四球、タイムリーと大事なところで起用されて結果を残していますので神懸かりな存在になっています。
ここにきて田村固定が顕著になってきましたので佐藤は代打の切り札でよいのではないかと、それだけの魅力と可能性を秘めています。
揃いも揃って左打者というのがあれですが、初回の走塁ミスも経験で強肩なところも見せてくれた和田、四番どっしりの安田、そして切り札佐藤と若手三人が一軍に定着できればそれだけで価値のあるシーズンになりますから、ここは腰を据えて育てにかからなければ嘘でしょう。
これで右打者の茶谷を藤岡にガチンコでぶつけてくれるのであれば、Bクラスに沈んで井口税が相変わらずであっても来季の井口監督を否定はしません。

二木はこんなものか

有吉が控えている上に石崎の先発転向が噂され、また大嶺が先発で勝ち続けていることからして崖っぷちの二木は7安打を浴びはしましたが6回2失点のQSで、カウントを悪くしながらも歩かせないというらしさもありましたしまずまずだったとは思います。
ストレートは高めにいきがちでしたがフォークを武器にしている二木ですから悪くはない選択で、ただちょっと甘く入ると柳田に軽々と運ばれたように押し込める球威があるわけではないのでリスクとの隣り合わせではあり、こればっかりはどうにもなりません。
20代半ばとなればここから球質がガラッと変わるとは思えませんし、長身から投げ下ろす角度とキレで勝負をする上でその確度をいかに上げていくか、意識はしているようですがカーブなどで緩急を付けることも今後に増やしていく必要があるでしょう。
あとはもう少し間合いを短くして相手に考える余裕を少しでも無くすようにしてもらいたく、今は打者ではなく野手がイラッとしているような気がします。
ストレートに意を置くなどピッチングに対する考え方はしっかりとしている二木ですから、こんなものか、の評価を見返すような次を期待したいです。

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◆8月22日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク8回戦(ロッテ5勝2敗1分、17時1分、ZOZOマリン、4,996人)
▽勝 モイネロ 28試合1勝1敗1S
▽S 森 25試合1敗14S
▽敗 ハーマン 23試合3勝1敗
▽本塁打 柳田17号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、永野、ハーマン、東條—田村
ソフトバンク 二保、板東、モイネロ、森—高谷

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