完スイっ!

危うい場面や苦しい展開もありましたが、終わってみればカード初戦の初回に2失点しただけで残りの26イニングを零封は完璧なスイープでしょう。
これまでやられ放題だったソフトバンクに敵地で、しかも鷹の祭典を含めての3連勝は五分に戻すにはまだ遠いですが久々にスッとさせてもらいました。
なかなかあと一本が出ないのは相変わらずですが先発が踏ん張りリリーフ陣が心強くなって、僅差でも耐えられる状況はいいムードです。
しょぼい打線も断面を見てみれば荻野、高部、中村奨、安田と調子を上げつつあり、あとは繋がりよりも決めるという心の強さが求められます。

学さん、やりましたっ!

その中でも爆上げ中の安田は今日も一打席目は上手く捕られてしまいましたが最終打席にヒットを放って、明日からの地元が楽しみです。
ようやくどっしりとしたフォームもそうですが積極的に振りにいく姿勢が喜ばしく、見送ってうんうんと頷く姿はもう見たくありません。
下半身が安定してスムーズにバットが出るようになったことで気持ちも前向きになったからなのか、無茶振りせずとも捉えさえすればパワーでスタンドインできる力はあるのですから結果を追うのではなく過程を大事に、気が付けば清宮超えだって充分にあります。
そして前の二試合に不発だった井上が2安打3打点はまたしても先発優先でお立ち台を逃しましたが、先制アーチは井上らしい打球でしたし引っ張ってのタイムリーも解説者はコースヒットだと負け惜しみを言っていましたが鋭い打球があっという間に抜けていったものです。
ここのところ鳴りを潜めていましたが先日の佐々木朗で荻野に続いて美馬で井上と絆も大事、明日はまた荻野にはっちゃけてもらいましょう。
余談ですが九回の荻野のホームインは得点差が開いている場面ではありましたがタイミング的には際どく、しかし足からのスライディングでした。
甲斐に手からいくのは怪我になりそうだから、松川のアクシデントで禁止令が出た、たまたまでしかない、そこを注視していくことにします。

粘り腰だぜっ!

美馬は7回零封で7勝目、3連勝で今季初めて勝ち星が先行しました。
正直なところ立ち上がりからスリーボールになりがちだったりファールで粘られたりと五回までいけるかと不安でしたが、追加点をもらった三回には三者凡退で流れを引き寄せて、四回以降も微妙に芯をずらしてまさかの七回を投げきってくれたのは文句無しです。
これが僅差であればどこかで綻んだのではないかと、美馬を活かすも殺すも打線次第、今日は数少ないヒットで効果的な得点が美馬を際立たせました。
もし五回、もしくは六回までであれば唐川なりを使わなければならなかったかもしれず、八回は西野でよかったように思いますが石橋を叩いての東條を無駄にすることなく、またかよと思いかけましたが廣畑が何とか凌いで2試合連続の完封勝利が成立です。
小野がいれば迷いなく八回は小野だったでしょう、今日も二軍戦に姿を見せず中森、河村は嬉しくも小野が心配すぎて、いれば鬼に金棒、待っています。

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◆9月1日(木) ソフトバンク−千葉ロッテ20回戦(ソフトバンク12勝8敗、18時、PayPayドーム、26,007人)
▽勝 美馬 16試合7勝6敗
▽敗 レイ 19試合5勝4敗
▽本塁打 井上4号(レイ)、中村奨10号(尾形)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、東條、廣畑—松川
ソフトバンク レイ、甲斐野、尾形—海野、甲斐

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