大船渡産サンマ弁当、佐々木朗にちなんだ呪いの弁当です。
コラボグルメは多くありますがパッケージがそれ仕様になっているのは一昨年のTORI弁当に続いて昨年に登場した荻野のあれと佐々木朗のこれ、呪いの弁当が復活しつつあり、鳥谷はあんなでした、荻野は二年目で呪われました、佐々木朗がどこまで耐えられるか、打ち勝てるかが注目でしょう。
黒木は第一弾は乗り切りましたが第二弾が発売された直後に選手生命に影響する故障をしただけに、続けるにしてもパッケージは改めないでもらいたいです。
ちなみに中身はこんな感じで観光地価格の1300円に相応しいかどうかは微妙、とは肝心のサンマがはらわたの苦みが強烈だったからで、その他はシューマイに鶏から、さつまいもとレンコンとオクラの天ぷら、根菜の筑前煮もどき、完全試合記念の祝い膳はお高いので買いませんでした。
シュート回転祭り
さて試合は交流戦での打率が.191で11位のロッテと.187で最下位の阪神との対戦で、かつ佐々木朗もウィルカーソンも防御率1点台ですからロースコアとなるのは予想どおり、そういう意味ではそこそこヒットが出たと言えなくもありませんがともに拙攻だらけの酷い試合でした。
佐々木朗は今季で一番に内容が悪かったのではないかと、とにかくシュート回転して明らかなボール球が多かったです。
自らのエラーもあってのピンチに走塁ミスを重ねてくれるなど助けられた感が強く、ただそれでも無四球と悪いなりにまとめられたのは成長の証しでしょうし、佐藤輝にはストレートで押し込んでフォークで仕留めて「令和の怪物対決」に勝利しました。
ただ佐藤輝など大物打ちは振りにきて、近本ら技ありタイプは合わせにきて、と他のチームも追随してきそうな対策は今後に乗り越えなければならず、特に左打者にはファールで粘られ球威を利用されるかのような逆方向のヒットばかりでしたから配球も含めて松川と相談でしょう。
こういった展開では一発かエラーで試合が決まるのがお約束で、そして益田が佐藤輝にボール先行になったところでイヤな予感がありましたがまさかの被弾で右側よりも埋まった左側が盛り上がったのが腹立たしい、あと一人、あと一球コールが聞こえたのは気のせいか、めっちゃ悔しいです。
そんな悔しさ爆発でしたが自分的には会心の出来事があり、こんな負け試合と一緒に語るのはさらに悔しいので昼頃にでも別枠でご報告させていただきます。
お帰り、荻野
打線は荻野が帰ってきました。
さすがの井口監督も高部を核弾頭から外すことなく荻野は二番に、中村奨以下を繰り下げる並びでの再スタートです。
その荻野は内野安打で今季初ヒットはしっかり走れていましたしスイング、守りでの動きも問題は無さそう、痛めていたのは脇腹ですので何かの拍子にまたやらかすリスクはありますが、このポーズが「全然大丈夫だよっ」であってくれよと願います。
打線は今日も僅かに5安打で、かつエラーで出塁しても誘い出されて刺されるマーティンに無死一塁でおあつらえ向きの凡ゴロでのゲッツーを食らったレアードと両舶来砲が機能せず、スクイズか外野フライかでゲッツーの松川などなど、見慣れた貧打と決定力不足でした。
どうやらそれを克服するミーティングはやっていたようでそれを実践できなかった選手が悪いのでしょう、しっかり、しっかり、しっかりです。
今日の結果で交流戦での打率は.185で阪神と並んでのドベは明日が青柳ですので単独ドベに落ちてしまうのか、青柳を攻略するよりは佐藤奨が奮投してくれる期待感の方が高い、と思ってしまうほどにどん詰まりを大量生産した永久凍土打線に涙がチョチョ切れます。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 6 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 |
◆5月27日(金) 千葉ロッテ−阪神1回戦(阪神1勝、18時、ZOZOマリン、22,418人)
▽勝 ウィルカーソン 7試合4勝2敗
▽S 岩崎 19試合1勝2敗8S
▽敗 益田 19試合1敗9S
▽本塁打 佐藤輝11号(益田)
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、東條、ゲレーロ、益田—松川、柿沼
阪神 ウィルカーソン、岩崎—長坂