心もずぶ濡れ

今週は一日ずっとでなくても降らない日が無かったんじゃないかと、しかし1つも流れることなく開幕連勝記録は止まって鷹にはきっちりと負け越しました。
明日から吉井監督も苦言を呈する不細工な日程はそれでも立て直すにいい機会ではあって、明ければCS圏内確保に向けてこれまた不細工な楽天との4連戦です。
その楽天はオリックスにスイープを食らって日本ハムも西武に劇的な逆転負け、サヨナラ負けと立て続けに、上も下も差が変わらず不幸中の幸いでしょう。

まずサード

さて、立て直す箇所がありすぎてどこから手を付ければいいか呆然としてしまいそうですが、まずはサードです。
今日も前日と同じく二回に中村奨が三振で主導権を握り損ねてそれでもゲッツーでなかっただけマシかな、ここで1点でも取れていればの四回にも手も無く捻られての三振、10点ビハインドってのがあるにしても二打席で代打大下を出されたのが何らかの動きに繋がるかに注目でしょう。
まあ抹消なんてのは天地がひっくり返っても無いでしょうが最後に投手強襲タイムリーがあったにせよ旅人安田も3三振、上田に声がかかるかです。
今日もベンチ外の高部が次も復帰できないようであればさすがに抹消しなければただのアホ、ドアスイングっぽくなっている山口より山本が見たくあります。
この試合に限って言えば序盤から点差を付けられてただバットを振るだけ、いつもと同じじゃん、というツッコミはさておき、序盤中盤のチャンスを潰して六回も角中が機能せず白旗は仕方なし、雨の中でも最後まで席を立たなかったロッテファンに2点を見せてくれたもののそれより和田らを使って欲しくはありました。
あとこの展開で捕手大下ができないのであれば億が一でしかなく無駄の極み、声出しとか助っ人フォローとかに枠を割く余裕があるとは思えません。

悪い種市

種市は自己最短の三回でKO、KOだよね、4失点でまた借金生活です。
立ち上がりは悪くなかったと思いましたが二回に近藤をあっさり歩かせたところでイヤな予感が、そして三回にせっかく内野ゴロで周東を殺したのに栗原、山川に対してこれまた粘れない悪い種市の兆候を近藤が見逃すはずもなくあれで結果的に試合が終わりました。
降板の直接的な原因は右内転筋張りで初回のベースカバーが遠因となったのか力んでいつもと違うところに負荷がかかったのか、どうあれ肩肘でなくホッとしましたが様子を見てってハムストリングに近いとこだよね、二年連続の二桁勝利はこれでほぼ潰えましたが初の規定投球回到達までフイにしないよう慎重に願います。

またかよ

四回から継投となればもうどうにもなりません。
生き残りを賭ける東妻はロングリリーフをこなしましたが四球でイニング途中での交代、そこは坂本が二者連続奪三振で凌ぎました。
しかし学習効果無しのイニング跨ぎで完全に息の根を止められて坂本は突発性炎上症候群の亜種である打たれ出したら止まらない症候群のキャリアでもあって、なかなかピシャリと抑えることはなくも失点は34試合中8試合だけ、それで防御率5.87は複数失点がうち5試合と代える機を注意しないといけない精密機械です。
それでもさらに菊地、横山にもイニング跨ぎをさせてそれであればイニングで区切って益田の調整登板、調整になったかはさておき、を混ぜてよかったような、このクソ負け試合で雨も降っていての守護神はプライドに慮ったのがあるにしても、ともあれ皆お疲れ様、3日間をゆっくり休んでください。

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◆9月1日(日) 千葉ロッテ−ソフトバンク24回戦(ソフトバンク15勝8敗1分、16時、ZOZOマリン、29,568人)
▽勝 石川 12試合4勝2敗
▽敗 種市 22試合7勝8敗
▽本塁打 近藤19号(東妻)、正木5号(坂本)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、東妻、坂本、菊地、横山—佐藤
ソフトバンク 石川、大山、松本晴、田浦、又吉—甲斐

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