二木で開幕

開幕投手が二木に決まりました。
ここまでの登板タイミングからして美馬が濃厚だと思っていましたがもちろんソフトバンクとの相性を考えれば当然に二木もありえたわけで、美馬が自身二度目の二桁勝利と衰えを見せずも今季に35歳ということを考えれば中長期的に20代半ばの二木に大任を任せるのはよいことだと思います。
種市、古谷、土居と下位指名の高校生への流れは二木の台頭によるところが大きくその中心として、エースナンバーに相応しい開幕白星を期待します。

柿沼が面白い

その二木は3回を無失点、4安打を打たれましたが半分は内野安打ですし際どいところを取ってもらえていればもっと楽だったでしょう。
逆球もままありましたがストライク先行で走者を背負いながらも崩れそうな気配もなく、ストレートは140キロそこそこでしたがMAXよりも平均に意識を置くとのことで質は良かったのでしょう、目を見張るようなボールではありませんが打者が手が出なかったのですからキレがあったのだと思います。
そして柿沼のリードが面白い、大胆に内を突いて外に外して的を絞らせず、それで結果的に打たれたとしても外一辺倒に比べればマシですし楽しめます。
二番手の美馬もベース板を広く使って3回パーフェクトでしたし、今日もクリーンヒットで田村や佐藤都に押されていたところから一気に盛り返してきました。
また東條はばらけすぎていましたが曲がりは大きく、やたらナックルカーブのハーマン、力押しの益田もまずまず順調そうです。

安田は無理に引っ張らずとも

そうなれば打線ですが、レアードを加えただけで大きくいじってはきませんでした。
安田を外すかと思っていたのですがそのままだったのは藤岡らと同じく二年目以降は要らぬ我慢でむしろ逆効果だと考えますが、そもそも昨季もそうでしたし今日のスリーベースもセンターから逆方向への打球に伸びがあることからして無理に引っ張らせない方がよいような気がします。
ストレートを強く叩く、をプルヒッターとするのが間違いではないかと、井口監督が右に引っ張るのを誇っていたのですから左に引っ張るでもよいでしょう。
左腕ではありましたが外のボールを腰砕けで空振りをしているを見るにつけ、それで技巧に走られても困りますが、考えどころだと思います。
ぶりぶり振り回して引っ張って結果を残せるタイプは藤原や山口がそうなのでしょうが、そうでないタイプがいたっておかしくありません。
そんなこんなで故障さえしなければ荻野は万全、犠牲フライに粘っての四球で春岡は続き、そして穏やかな風に物足りずに扇風機と化した福田秀でした。

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◆3月6日(土) 千葉ロッテ−西武3回戦(ロッテ3勝、13時、ZOZOマリン、4,992人)
▽勝 美馬 2試合2勝
▽敗 浜屋 2試合2敗
▽本塁打 荻野1号(浜屋)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、美馬、東條、ハーマン、益田—柿沼、田村
西武 浜屋、吉川、田村、平良—岡田、森

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