開幕メンバーが出そろう

開幕一軍が発表されました。
自分が考えていたものとの差がそこそこあって意外と言いますか驚いたのが投手陣にそれが多いことで、吉井コーチの思惑が知りたかったりもします。
その投手も野手も実戦を積み重ねた結果とは違った選考に外れた選手は何を思うか、もちろん数字だけが全てではありませんが納得のいく説明をしているのか、できているのか、一軍を目指す上での課題をしっかりと示せているのか、長いペナントレースを78人で戦っていくつもりであればいずれも必須です。

フローレスが外れた

【投手】佐々木千、美馬、二木、唐川、鈴木、小野、ハーマン、(小島)、(岩下)、田中、(本前)、益田、河村、土居

投手は11人で、かっこ書きの3人は今回は登録されませんでしたが地元開幕カードで投げることが濃厚ですので14人スタートとなります。
指先が心配された本前は今日に二軍で2イニングを投げましたので、中6日でプロ初登板初先発となるのでしょう。
ビックリしたのはフローレスが外れたことで、5試合で9回を投げて防御率1.00は5与四死球が多めですが7奪三振と力のあるところを見せていましたし、今日の二軍でもそうだったようにほぼ2イニングとロングを視野に入れての起用は先発が早めに崩れたときの要員として考えていたはずです。
今日はDHで二軍戦に出場をしたレアードとエチェバリアが来日をして一軍に合流をすれば外国人選手枠から中継ぎが二人では使いづらくなるだけになおさらで、言葉は悪いですがそこまでに使い倒すものだと思っていまし本人もショックを受けているのではないかと思います。
一方で佐々木千はピッチングとしては面白みが無かったもののフローレスと似たり寄ったりの9回で防御率1.00、5奪三振の2与四死球と結果は悪くはありませんでしたから、やはりロングができるというところでもその代わり、と言うよりは競り勝ったということなのでしょう。
昨季にあれだけ我慢をして立ち直らせた東條はまさか頭部死球を引きずっているわけでもないと思いたく、田中との比較で落とされたのかもしれません。
ただ佐々木千、東條、フローレス、様子見感のある河村、このあたりは地元に帰ったところでの入れ替えはありそう、まだ始まったばかりです。

捕手は順当

【捕手】田村、吉田、柿沼

さすがに23打数9安打.391で2発の吉田が外れることはありませんでした。
佐藤都は肝心の打撃が1割にも届きませんでしたから二軍スタートは仕方なし、捕手として考えればその二軍で多くマスクを被る方がプラスとなるでしょう。
ただベンチにどこまで捕手として育てる考えがあるのか、ここまでは江村との併用でファーストも兼ねた起用が続いているのが引っ掛かりはします。
さて吉田、捕手としての起用よりは右打者として、あるいは左腕が先発のときはDHでのスタメンがあるかもしれませんので土俵際の踏ん張りを期待します。

競争の有名無実化

【内野手】藤岡、安田、中村奨、三木、山口、鳥谷

鳥谷は言うまでもなく、三木が入ってきたのは意外でした。
練習試合、オープン戦での出場は僅かに4試合1打席でしかなく、重役出勤というところでは鳥谷を上回っています。
井上を外したことでファーストも守れるアドバンテージを重視したのか、そうなれば守備固めオンリーでほとんど打席は巡ってきそうにもありません。
しかしこの顔ぶれを見てしまうとマジでショート鳥谷とかをやらかしそうで、それであれば二軍で四番を張っている福田光の引っ張り上げを切に願います。

DHを争うのか

【外野手】荻野、藤原、角中、岡、菅野、高部、和田、マーティン

投手を15人にするために1人削ってもとすら思っていた外野陣は、むしろ多めの8人でスタートです。
高部は二軍で5割を打ったのが効いたのか、それであれば加藤も同じだったりもしますが練習試合、オープン戦で高部は.333で加藤は.136ですから妥当な判断ではあり、二軍戦に出場していたので漏れたかと思っていただけにこの高部の開幕一軍はいろいろな意味で喜ばしいです。
藤原への我慢もいいですし必要だとも思いますが、もし音無しが続くようであれば高部も上手く使って競争心を煽りましょう。
推しなので悪い気はしませんが成績の伴わない重役出勤というところでは鳥谷、三木と同じく角中は他に代えるほどの選手がいないことでの消去法なのか、だからこそ投手に充てようかとしたのですがこの角中と菅野、岡でDHを争う構図となると申し訳ないながらも他球団に見劣りは否めません。

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