グッズをもらってきただけ

佐々木朗の完全試合記念色紙が配布された効果かいっぱいになったスタンドに、不甲斐ない試合を見せつけた雨の日曜日です。
ぎりぎり帰りに降られるかな、との予報でしたが念のためカメラを持参せずが正解とは早めに降り出して、ロッテファンの涙雨といったところでしょう。
その雨のせいもあってかコンコースに人があふれて飲食店には長い行列ができて、ドリンクにオプションで購入できるカップはコースターがプラスされたにしても福浦のときの300円に比べれば500円とこれもダイナミック、手に入れるのにかなり時間がかかってしまいました。
そんなこんなで今日はグッズをもらってきただけ、買っただけ、それ以外は記憶から抹殺しないと悔しくて腹立たしくて眠れないかもしれません。
ちなみにこの色紙、ポストカードの大判なんだろうなと思っていたらしっかりとした色紙でびっくり、さっそくヤフオク、メルカリにいっぱいです。

三段活用から五段活用へ

打てないならせめて守ってくれ、三回まで球威、コントロールとも申し分なくパーフェクトだったロメロでしたが、それは三木から始まった、近藤のボテボテのゴロをランニングスローするも送球が逸れてランナーと交錯する形で山口が捕れず、何だよ、のオーバーアクションが崩壊の兆しでした。
次の今川こそ三球三振に切って取るも松本にファールで粘られた挙げ句にレフト前に運ばれて野村にはストレートの四球を、あれだけ自信満々に投げていたロメロがマウンド上でカリカリしているのがスタンドからも見て取れたイヤな予感は石井にライトへの2点タイムリーを浴びて連続イニング無失点が止まります。
そしてヌニエスのそれほど強かったわけでもない正面のゴロをまたしても三木が弾いてしまい、実質的にはここで試合が終わりました。
野手がエラーをするとごめんのジェスチャーに投手がオッケーみたいな内心はともかくそんなコミュニケーションも無くロメロは三木に背を向けて、その背中に怒りを感じたのか近寄って謝ろうとしたであろう三木はそのまま声をかけられずに戻っていきます。
そしてアルカンタラに左中間スタンドに運ばれて以上終了、その後の逆球ではありましたがミットに当てながらも逸らした佐藤都のキャッチングなどはおまけでしかなく、三段活用は「先発頑張る」「打線援護できず」「守備足引っ張る」「リリーフ壊す」「ファン嘆く」の五段活用に昇華しました。

またしても援護なし

四回途中で降板となったロメロに、今日も打線の援護はありませんでした。
降板後に3点は取るもとき既に遅し、対杉浦の最終兵器たる岡はその杉浦が代わってから火を噴きましたが9点ビハインドの前には歯が立ちません。
四番に座った山口のマルチ、そして苦渋の決断とは井口監督ですがマーティンを抹消して代わりの福田秀のやはりマルチが数少ない希望の光か、しかしこれも本来であれば和田でなければおかしいですし、井口監督の変化の兆しともされていた藤岡の抹消もどうやら故障っぽい、哀しくなります。
そんな展開でも九回に代打二人を出すまでは野手は誰一人代えることなく、雨の中に出ずっぱりだった「レギュラー」にはお疲れ様でした。
次の週末にどんな姿を見せてくれる打線なのか、安田を戻すなんて話もあるようですが課題をクリアしてのそれなのかなし崩しなのか、とっても楽しみです。

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日本ハム 0 0 0 9 0 0 0 0 0 9 11 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 8 2

◆5月1日(日) 千葉ロッテ−日本ハム6回戦(日本ハム4勝2敗、14時、ZOZOマリン、28,485人)
▽勝 杉浦 9試合1勝2敗
▽敗 ロメロ 5試合2勝1敗
▽本塁打 アルカンタラ6号(ロメロ)、今川6号(小沼)、高部1号(西村)

▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、小沼、中村稔、東妻—佐藤都
日本ハム 杉浦、西村、上原、谷川、吉田—梅林、田宮

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