記憶の岡

松川や池田、あるいは高部や平沢などの陰に隠れていますが、さりげなくここまで重用されて全試合出場の岡です。
最初のうちは途中交代だったり途中出場だったりしましたがここのところはほぼフル出場は考えたくありませんが荻野が開幕に間に合わないだろうと想定してのものなのか、本職の外野だけではなくファーストでのスタメンもありましたし、ベンチの期待が高いことが見て取れます。
そして今日も決勝アーチにフェンスに激突をしながらのファインプレーと派手な活躍は昨季と同じで、その昨季もサヨナラアーチだったり同点アーチだったりと絵になるバッティングを見せながらもトータルでは.242で記録より記憶の岡、のとおりにプレシーズンマッチに.286は傑出した数字でもなく、しかし先日に飛び出しがありましたがポカヒロミにさえならなければ守り、脚力でも頼りになりますので円熟の30代となる足固めの2022年といきましょう。

目覚めの一発であってくれよ

前回に続いて隅田にしてやられた打線はしかし頼りになるマーティンのこの試合2本目のヒットを足掛かりにレアードのタイムリーで1点差に迫り、そしてお久しぶりの山口の一発で同点に、攻略したとは言えませんが与し易しと思われないだけの抵抗にはなったのではないかと思います。
それでも全体的に打線が湿っているのは相変わらずで、四球をそれなりに選んでいるので目立ちはしませんが中村奨がパッとしないのを内野陣のレギュラー争いにどう絡めていくのか、いかないのか、安田に続いて池田の失速も半端ないですが平沢の会心のヒットに心が躍ります。
試合前の練習でファーストを守ることはあってもDH専になりつつあるレアードがそのままであれば山口に岡、菅野のファーストは山口次第になりますのでレアードばりの打球の伸びがお目覚めの合図であってくれよと、30発&お立ち台5回の目標に少しでも近づけるよう足踏みしている時間はありません。
作戦としては三回の無死一塁で加藤に送らせなかったのはどうなんだろう、打席の機会が少ない加藤ですのでそこを考えたのかもしれませんが開幕まであと半月となればそろそろ公式戦を意識した采配であるべきではなかったかと、加藤に求めるのは確率の低いヒットよりも堅実なバントです。

見ていて疲れた

小島は5回3失点よりも99球はいかがなものか、本人は試合後に球数を投げられたことを収穫として挙げていますが、しかし誉められた内容ではありません。
際どいところを狙ってのそれが、特にストレートがなかなかストライクにならずにカウントを悪くした挙げ句の痛打はダメなときのパターンで、よってテンポも悪く、前回にやられた高木こそ抑えましたが外崎に長打を続けて打たれるなどバッテリーとしての課題が残り、これは小島はもちろんですが小島専用機として居場所をキープしなければならない加藤にとっても面白くない結果になってしまいました。
それでも大崩れをしなかったのが昨季に得た自身の顕れなのでしょうが見ていて疲れる小島の復活は勘弁なので、次回の修正をお願いします。
100球を意識していたようなので予定は六回だったのかもしれず2イニングを投げた小野は小野らしくも力のあるボールは見せてくれて、そして大きな拍手をもらった西野はそこそこ捉えられていて出遅れの唐川、佐々木千の代わりはまだ無理そうな、楽なところから積み上げていきましょう。
前日に同じ育成枠選手の赤上に締められたお返しとばかりに小沼は空振りが奪えないのがやはり気になりますが、1点差を守り切って支配下に向けて前進です。

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西武 1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 11 1
千葉ロッテ 0 0 0 1 1 1 1 0 X 4 11 1

◆3月12日(土) 千葉ロッテ−西武4回戦(2勝2敗、13時、ZOZOマリン、11,993人)
▽勝 小野 4試合1勝1敗
▽S 小沼 5試合4S
▽敗 増田 4試合1敗
▽本塁打 外崎3号(小島)、山口3号(隅田)、岡1号(増田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、小野、西野、小沼—加藤、柿沼
西武 隅田、増田、佐藤—柘植、森

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