打撃陣に泣かされ、リリーフ陣に泣かされ

勝ち投手の権利を得てマウンドを降りながらも、またしても小島は白星を手にできませんでした。
前回登板で打線の援護が無く負けたときには「もう勝てないかもしれない」、そんな心境に陥ったかもしれませんが悔しさに流す涙はあったでしょう。
しかし今度はやっとの援護点をもらって勝利まであと2イニングで追い付かれてひっくり返されて、きっと今日も悔し涙に暮れているでしょうがそろそろ涙も涸れるのでないかと、査定担当は不憫な先発陣に内容で評価すると伝えてくれたのか、6回1失点でも勝てず9試合で防御率2.67でも1つも勝てず、酷すぎます。

オズナの影に怯える

ゲレーロはあっという間の炎上でした。
いきなり先頭打者にヒットを打たれて3試合連続アーチの山田を嫌ったのはあるいは柿沼だったのかもしれず、しかし村上からは三振を奪ってガッツポーズをしたようですが続くオスナに同点打を浴びて、エラーの後に右中間を真っ二つに破られて以上終了です。
オズナ獲得の報に怯えて余計な力でも入ってしまったのか、同じ綴りのこちらはオスナに打たれたのは因縁のようなものすら感じてしまいます。
ちょっと投げさせすぎ、とは交流戦9試合目にして5試合目の登板は16試合ぶりに失点した東條も同じで、交流戦2試合目に一軍に戻った西野は1試合です。
中村奨のエラーは映像に無かったのでどういったものかが分かりませんが、失点と自責点の差が1しかありませんので処理していてもゲッツーを取れた打球ではなかったのでしょう、そうであれば結局はひっくり返されたのでしょうが痛いところで出たエラーはしかし試合後に名指しはありませんでした。
終盤の失点がやたら多いような気がしてそれが柿沼だけのせいと言うわけではありませんが抑え捕手として機能しているのか、捕手防御率のようなものがあれば分かるのですが見つけることはできず、機能していないように思えるのはあくまで自分的なイメージでしかありません。

神宮ドーム

初回にエラーで先制点をもらって四番中村奨の2試合連続アーチで加点して、しかし追加点が取れなかったのが後々に響きました。
そもそも二回以降は3安打でしかありませんし四球が絡んでのチャンスは見逃し三振だったりゲッツーだったりゲッツーだったり、いつもの風景です。
それにしてもホームランが出すぎでしょう、いずれもギリギリのものではありませんがこのカードで両チーム合わせて10本は上空に透明の膜でも張ってあって実は神宮ドームではないか疑惑が、明日からは正真正銘の箱庭でどういった野球となるのか、その明日は今季に0被弾の佐々木朗です。

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千葉ロッテ 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 6 2
ヤクルト 0 0 0 0 0 1 1 5 X 7 11 2

◆6月2日(木) ヤクルト−千葉ロッテ3回戦(ヤクルト2勝1敗、18時1分、神宮、17,531人)
▽勝 石山 19試合2勝
▽敗 ゲレーロ 20試合1勝2敗1S
▽本塁打 中村奨4号(スアレス)、山田12号(小島)、太田1号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、東條、ゲレーロ、八木—佐藤都、柿沼
ヤクルト スアレス、木澤、石山、清水—内山壮

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