もう神頼み

近いところでは千葉神社か稲毛浅間神社、あるいは出身地の鴻神社もよいかもしれません、小島は次の登板までにお祓いに行きましょう。
失点さえしなければ負けはしないので自身の黒星こそ避けられましたが、しかし7回2安打零封で勝ち投手の権利を持っての交代も唐川、オスナの継投で勝利の目論見は脆くも崩れて、唐川がまさかの逆転被弾は白星を失っただけではなくチームも痛い敗戦となってしまいました。
結局はこの二日間はどこも食い合い三つ巴は再びの0ゲーム差に戻ってそことの差は変わらないままにただ残り試合だけが減っていくという最悪の展開に、CS圏内というターゲットでも引きずり下ろさなければならない楽天に喫したこの一敗はあまりにダメージが大きすぎます。
明日からの地元4連戦は全勝するぐらいでなければただでさえ感じる秋風に震えることになってしまいそう、そんな明日は鈴木でそれであれば登板間隔からして本前と逆にすればよかったのに、ロメロを抹消したのはなぜなのか、と嘆くことのないような試合であってくれよと願います。

もう1イニング・・・

小島はめっちゃナイスピッチという感じでもありませんでしたが、適当に荒れつつ要所を締めるらしさがありました。
四球での3つも含めて4度も先頭打者を出しましたが走塁ミスやゲッツーにも助けられて、また七色はありませんが多彩な変化球をどれに偏ることなくストレートとともに的を絞らせなかった松川のリードはかと思えば満塁のピンチに浅村にチェンジアップを続ける大胆さ、見ていて面白かったです。
そんな久しぶりのバッテリーは「来年以降、ずっとかぶらなくちゃいけない捕手ですから」とは井口監督、それはそのとおりなのですが先日は「3日連続だから」と外したばかりですので相変わらずに言葉が軽い、そして田村への配慮はこれっぽっちもありません。
七回を投げ終えて97球でしたので続投もあり、と言いますかただでさえゲレーロが左足首を痛めての離脱でリリーフ陣が手薄になったのですから続投させるべき、続投だろうと思っていただけにそういう意味でも小島は悔しかったでしょう、7回のHQSで2勝2敗に3度目の勝敗無しです。

打たれることもある

浅村あたりであればまだ諦めもつきますが、まさかの小深田に打った瞬間のそれを放り込まれた唐川は人の子ですからそりゃ打たれることもあるわけで、しかし何もここでなくても、早すぎるオフの振り返りに「あれが」とならないことを願うばかりです。
小島の続投ではなく鉄板の唐川、オスナに繋いだのは1つも負けられないぐらいの状況ですからこの試合に限れば必ずしも間違いではないのですが連投かつこの4日間で3試合目ですから明日はおそらくベンチ外となれば、勝てなかったことでダメージが倍となって重くのしかかります。

若手頼み

明日はとにかく大勝、それが無理なら大敗でよいです。
そのためにも今日も実質9人野球で野手を使いこなせないのですから、ブルペンを厚くしておきましょう。
唐川の被弾も痛かったですが岸を八回まで投げさせてしまった打線、は打てなかったと言うよりは通常モードでしかないのですが、犠牲フライで先制をしてタイムリーで追加点を取って、さらにたたみ掛けることができずに角中パートツーの不発が残念すぎました。
それでも山口がストレートを力強く叩き、安田もむしろこちらが真の姿だと思っていますがチェンジアップに体勢を崩しながらも技ありでバットに乗せて、そういった若手が目に見える成長を示してくれているのですから西川、山本とともに楽しみな来季以降です。
たらればを言ってしまえば安田のあの左中間が抜けていれば追い方からして井上の足でもホームインできたでしょう、辰己、藤原、微妙です。

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◆9月11日(日) 楽天−千葉ロッテ25回戦(12勝12敗1分、14時、楽天生命パーク、20,657人)
▽勝 岸 21試合8勝9敗
▽S 松井裕 47試合1勝3敗30S
▽敗 唐川 15試合2勝1敗
▽本塁打 小深田2号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、唐川—松川
楽天 岸、松井裕—炭谷、太田

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