ALL for CHIBAで一つも勝てず

現地に通っての三連戦で一つも勝てないと、疲れが半端ないです。
接戦も終わってみれば大敗はカード初戦と同じで力負けと言ったところか、初回の無死一二塁で三番にバントをさせるロッテと前進守備のソフトバンクに両チームの打線の現状が見て取れる一方で、ピンチを凌いだ100球超えの武田に続投させたソフトバンクに大きな差が見られたりもしました。
リリーフ陣への配慮は素晴らしい吉井コーチはしかし先発陣には甘いように思えて、なかなか強度が上がらない理由の一つになっているのではとも思えます。
そんなこんなでくたびれ儲けな最後にご褒美で久しぶりのイベントデー当選は安田のサイン色紙の当たり5番がそうなれば17番なら佐々木朗だったのかと引きが強いんだから弱いんだか分からなかったりもしますが、しかし1番の清田があったとも思えませんのでただの偶然なのでしょう。
今春の石垣島が無観客だったことで一年半ぶりのサインは自分がもらったのに比べてインクが濃いのが嬉しかったりもして、大事にさせていただきます。

スミイチがスミニ

そんなこともあったので今日は安田が活躍するだろうと期待をしていましたが、痛烈なツーベースに守りでも横っ飛びのファインプレーで頑張ってくれたものの、しかし一発が出れば逆転の場面では当てにいくようなスイングでヒーローにはなれませんでした。
そして今日も初回に得点で仕掛けが早くなったかと思えば以降は沈黙で佐々木朗を援護できず、昨日はスミイチで今日がスミニ、もどかしさ爆発です。
六回の無死一塁でフルカウントから角中が高めのボール球を振ってしまったのが何とももったいなく、角中であれば空振りはないだろうとオートスタートの中村奨が盗塁死の後に連続四球があっただけになおさらで、角中のしまったという表情が全てを物語っていました。
それにしてもマーティンの不振が痛い、サードに進塁したときにおそらく前日のタッチプレーのことでしょうが松田とじゃれていましたのでメンタル的に滅入っているといったこともないのでしょうが、しかし打撃だけではなく昨日の走塁や今日の守備での積極さが裏目に出るなど全体的に下降線です。
井口監督は次のカードで打順をいじるようなコメントですから二番角中、四番安田、六番マーティンにでもするのか、思い切って休ませるのも一案です。
もっとも岡を出しても三木は出さない、意味の無い荻野の五打席目、からしてそれも考えづらく、スタメンで人の入れ替えがあってもレフトぐらいでしょう。

佐々木朗はプロ初黒星

地元初勝利に挑んだ佐々木朗は、しかし初めてのイニング途中での交代でプロ初黒星を喫しました。
いきなり柳田に放り込まれましたがその後はきっちりと抑えていただけに、誰も彼もの六回の蹴躓きがどうにも悩ましくあります。
それでもその柳田、栗原に153キロのストレートを叩かれたからか二回以降はスライダー、フォークを多めに配した田村のリードがはまっていましたので、ストレートで押したかと思えば変化球でかわし、かと思えばズバッとストレートを投げ込む、そんなスタイルが見えつつあります。
援護点さえあれば充分に勝ち投手になれるピッチングでしたので、反省すべきところはもちろん反省をして、しかし気にすることもありません。
まるでなぞらえたかのように同期の横山も柳田に食らってまた途中交代は菅野の実質エラーが無ければとは思いますが、左打者の外を要求してもお構いなしに内にいってしまうクロスファイアとどう付き合っていくかが今後の課題になりそう、左打者の外、右打者の内にも投げられるよう鍛錬あるのみです。

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ソフトバンク 1 0 0 0 0 2 0 0 4 7 10 0
千葉ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 7 0

◆6月24日(木) 千葉ロッテ−ソフトバンク11回戦(ソフトバンク6勝3敗2分、17時45分、ZOZOマリン、4,940人)
▽勝 武田 10試合4勝3敗
▽敗 佐々木朗 4試合1勝1敗
▽本塁打 柳田17号(佐々木朗)、18号(横山)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、東妻、小野、佐々木千、横山、フローレス—田村
ソフトバンク 武田、嘉弥真、津森、田浦—甲斐

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