てこ入れ無し

試合の無い月曜日、何の動きもありませんでした。
これほどの醜態に例えば阪神なら株主総会対策にやっている感だけでも、ポーズだけでも見せるでしょうが、ロッテは非上場企業でその心配はありません。
まだ5月で最下位だ、と順位を気にしすぎても仕方ないですが内容がとにかく悪すぎてストレスが溜まって、もう娯楽じゃない、拷問です。
このまま今週を乗り切れるのだろうか、明日に始まる最下位決定戦に敗れて日本ハムに叩かれると「まだ5月」も軽く吹き飛びます。

危機感無し

球団にも現場にも危機感が無いのかもしれません。
球団としては低迷したってスタンドが埋まっていてチケット収入や飲食店やグッズの売り上げなどで何も困らず、既に高いレベルにあって優勝したらプレシーズンにさらに収益が増えてもそれより年俸アップのマイナスが大きいと考えているんじゃないの、とうがったりもします。
現場もこれでこのオフに退任となっても3年で2度のCS圏内に投手コーチとしての実績もあり吉井監督は次の職に困らないでしょうし、金子参謀も新庄政権が終わればさくっと古巣に復帰できそう、ずっとしかめっ面しろとは言いませんが負けている試合のニヤニヤを見ると余裕が感じられます。

厳しさ無し

選手にも厳しさが見えません。
藤岡が昨日の試合後にベンチで泣いていたらしいですが、里崎は「泣く前にやることあるやろ」と全くそのとおりです。
泣くならベンチ裏で、もそうで申し訳ないながら泣いている姿を見せたいのかとすら思えてしまう、ナルシスト藤岡のイメージが被ります。
厳しさが無いとの指摘も頷くばかりで、ギスギスする必要はありませんが仲よしクラブがずっと続いていて傷を舐め合うことはあっても不甲斐ないプレーに指摘なんてほとんど無いんじゃないかと、見えるところでは角中ぐらいしか思い浮かびません。
やり過ぎ感はあるものの里崎はサヨナラ負けに「あんなボール投げたら誰でも打てる、僕でも打てる」と、先輩の小林雅に対して言い放ちました。
この里崎は12球団チェックですが冒頭がロッテなので見やすい、一見の価値があります、堅実に点を取りにいくべきとか代弁してくれている思いがします。

更迭論

この低迷にネット上で吉井監督、金子参謀の更迭が議論されるとは例によってのAERAですが、そりゃ当然でしょう。
見ていると言いますか見せられていると言いますか、ずっとしかめっ面をしていろとは言いませんがニヤニヤは何が面白いんだろう、さっぱり分かりません。
でもこれまで繰り返しの見解ですがシーズンが始まる前にその年限りでの退任が決まったバレンタイン監督、8月半ばに退任を申し入れた伊東監督、どちらも最後まで指揮を執らせた球団がシーズン途中での解任を決断するとはとても思えず、あるとすれば吉井監督が頑なに辞意を口にしたケースぐらいでしょう。
そりゃVISION2025の集大成の刻にそんな決断をするわけもない、球団首脳の責任論が盛り上がること間違いありません。

羨ましい

さて、池田はもう少し見たいと思いつつもサード対策があるかと考えていて、惰性の今週が始まります。
かと言ってあるとしたら上田でもしかしたらしれっと中村奨だってそのうちあるかもしれない、ポランコは二軍戦に出始めましたが新旧選手会長はまさかの一軍帯同での再調整だったりしてね、右左にこだわるスタメンや打つだけの作戦同様に嵐が過ぎ去るのを何もせずに待っているとも見えます。
不測の事態にまず内に求めるのが筋ですが、故障者続出の外野陣に秋広vs岡本の代役候補にリチャードのトレードが羨ましくてなりません。
しっかし驚いたなぁ、底が見えた感のあるリチャードにむしろソフトバンクが複数でなければの違和感があって年齢的にも、それが大江まで付ける二松学舎大付コンビと大盤振る舞い、秋広は澤村と同じく阿部監督との相性でトレードはあると思っていましたが巨人ファンは傷心でしょう。
ソフトバンクは上手くはまってしまう悪寒がして、しかも秋広は船橋出身とやられる絵しか浮かんできません。

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