零封負けを忘れない

勝ったとは言っても暴走気味の藤原の走塁だったり相手のミスだったりと、そしてカードで1つの零封負けです。
僅か2安打ではどうにもならね~、作戦以前でこれだとサブロー頭だろうが金子元参謀だろうが傍観するしかなかったでしょう。
三回以降はヒットはおろか四球も選べずパーフェクトに抑えられて、4点台に近い吉村にこうも捻られては面白くないですがこれが現実です。
例によってソフトバンクが抜けつつありますがそれでもゲーム差は2でしかなく明日は負けられない、しかし無援護ボスvs左手と不安しかありません。

二塁も踏めず

序盤はむしろ押し気味でした。
得点圏に走者を進めることこそできませんでしたが寺地、藤岡とヒットを打って、中継でのレポートによれば強風で慎重になっていた吉村にかなりの球数を投げさせて攻略もさほどに難しくはないと思ったものがあっと言う間に沈黙、そんなに吉村はよかったかね、不甲斐なさすぎでしょう。
池田の連続試合ヒットも10で止まってしまってその池田をセカンドにファーストでソトも決まらず、二軍で4割を打つ西川も一軍ではからっきしです。
打てないからそう見えるのでしょうが、地顔もそっち系ですし、どこか自信なさげに打席に立つ西川はプレシーズンとは別人です。
あまりに打っていて井上の二の舞への懸念がまさかドンピシャとは、どころか100打席20安打2発だった井上にすら届かないかもしれません。

疲労?

しばらくお休みだった藤岡は、やはり体調面での問題でした。
これも中継のレポートによれば疲労とどこぞにヤバい兆候があって大事をとったらしく、復帰も初のDHでの出場です。
角中あたりの30代後半で疲れたってのは、それはそれでプロとしてどうよがあるにしても分からなくもないですが藤岡は今季に32歳が6月中旬に疲労を訴えるのは、無理をして故障に繋がるのを避けるとの観点ではいいとしても情けなくてため息しか出ません。
チーム打率よりは打っていても繋ぐ意識に欠いてサブロー体制で外されたのかとも思っていましたが、いろいろな意味で残念です。

そりゃ、ね

小島は一回りをパーフェクトに抑えるも二巡目の先頭に放り込まれて先制を許し、そして四球を絡めての3失点で以上終了です。
83球ながらも種市とは違って小島には見切りが早い吉井監督の「ちょっと逃げ腰になっている」はそりゃ、まあ、ねぇ、小島の気持ち的に理解はできる、ボスや西野ほどではないですが援護率は2をちょっと超えた程度でしかなく失点したら終わり、守りに入って大量失点の負の連鎖に陥っているのもあるでしょう。
とは言え打たれたのは投げミスですし球質が軽い、だからこそコーナーを狙っての悪いときのパターンが見え隠れして、毎年二桁被弾の飛翔王ですが今季は既に9発でリーグトップはキャリアハイと言いますかワーストと言いますか、飛ばされまくっています。
しかも油断したわけではないでしょうが並木、伊藤と1割打者にやられるって脱力しか無い、奮起を願います。

夢のまた夢

本人にその志向があるかは不明ですが佐々木へのやらかしで球団が断りづらくなったポスティングにこのオフにも話が出てくるかと思っていましたが、豪腕タイプでもない今永が追い風となって故障癖もありませんし、しかしこんな体たらくでは夢のまた夢です。
種市も然り、そういう意味では続けての主力流出の可能性が無くなってファンとしてはホッとしますが、喜ばしくはあっても好ましくはありません。

怖い

さりげなく戻ってきた益田は三者凡退に切って取って、しかし怖いです。
やたらストレートを投げまくっていましたがZOZOマリンで150キロが出ない益田で締める勇気は自分には無い、高めに抜け気味でもあって降格前と何が変わったのか「良くもなく悪くもなく、普通」との本人の言葉が全てを物語っています。
とは言え、名球会が持ち越しとなれば来季の監督、投手コーチの重荷となって石にかじりついても今季中の達成が必須、哀しいかな後押しするチーム状態ですし、3点リードとか中森が連投とか条件を設定して頑張ってもらいましょう、あと4つ、絶対に無理な数字ではありません。

人材難

何かが変わって、良化して戻ってきたのかは菊地も疑問です。
第二の鈴木を期待していましたが二死から打たれる傾向が強いのは何なんだ、ただの偶然か気持ちが入りすぎるのか、このままでは第二の廣畑です。
ずっと推している中村稔も無駄な四球でこれまた二死から、印象が悪すぎでしょう。
そしてゲレーロ、こんなところでしか使えないなら助っ投である必要が無くこちらは先頭を歩かせて、これならば廣池とかに経験を積ませるがよいです。

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◆6月14日(土) 千葉ロッテ−ヤクルト2回戦(1勝1敗、14時、ZOZOマリン、28,845人)
▽勝 吉村 9試合3勝3敗
▽敗 小島 11試合2勝5敗
▽本塁打 並木1号(小島)、山田4号(小島)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、菊地、ゲレーロ、益田、中村稔—寺地
ヤクルト 吉村、清水、荘司—古賀

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