もっとペラルタを

首位攻防戦は完敗に終わりました。
そんな中で見たかったのがペラルタで、九回二死のあと一人のところでようやく代打での登場に一二塁間を破るクリーンヒットです。
デビュー戦のマルチからその後は停滞が続いていますがまだ20歳になったばかりであどけない表情には若さが感じられて、この伸び盛りのときに実戦で起用しないのはもったない、それこそ外野を西川、山本斗、ペラルタで並べれば3年ぐらい先が楽しみになります。
低打率でも西川、山本斗を積極的に起用しているのは鳥谷とのトレードオフなところもあるのでしょうが、その鳥谷は今日も3三振のノーヒットで最後の打者となり西川らよりもさらに数字が悪いのですからここはペラルタで、伸びしろの無い40歳よりも未来のある20歳でしょう。

森は下を向くな

悔しくも支配下選手登録を逃した森が、以降になかなか勝てません。
今日も三発を浴びて二桁勝利には届かず、ストレートは140キロ台前半から半ばで抜けるボールはままありましたが悪いというほどでもなく、ただ空振りをなかなか取れなかったので伸びがイマイチだったのか、6回7安打4失点は微妙なピッチングでした。
意気消沈したところもあるでしょうがそれで下を向いてしまえば負けですからもう一段のギアを入れて欲しい、最多勝を獲ってオフに二桁といきましょう。
二番手のアコスタは何があったかは分かりませんがBC栃木への派遣はポシャったようで、まだ公式サイトに名前はありますがずっと浦和にいるようです。
ピッチングとしては150キロを超えるストレートもばらけ具合も昨季のままで、緩いボールが多めで上手くタイミングを外せていたのが変化と言えば変化です。
0点台の防御率を誇る石崎は腕の出所が見づらくなって面白いと思うのですが、なぜか一軍に呼ばれる気配すらありません。

植田はコツコツと

打線は腐っても金子に翻弄されて1安打1四球はいずれも併殺で残塁ゼロ、見るべきところがほとんどありませんでした。
打ち取られても西巻、平沢がそこそこ捉えていたのが前向きな材料で、菅野が早めに交代となったので何だろうと思っていたらマーティンが発熱でコロナ特例での抹消となった代わりに福岡に向かったとのこと、それであれば濃厚接触者のエチェバリアの保険でどちらかを向かわせてもよかったように思います。
どちらかと問われれば自分的には西巻、は今日もダイビングキャッチでのファインプレーで守りもいいですし、キビキビした動きが見ていてスカッとします。
そして今日は出番がありませんでしたが植田の二桁の背番号が輝いていました、最終盤にでも一軍でマスクを被れるようコツコツ積み上げていってください。

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◆9月14日(火) 日本ハム−千葉ロッテ15回戦(ロッテ9勝5敗1分、13時、鎌ケ谷、842人)
▽勝 金子 11試合3勝2敗
▽敗 森 18試合9勝4敗
▽本塁打 細川1号(森)、大田5号(森)、6号(石崎)、清宮16号(森)

▽バッテリー
千葉ロッテ 森、アコスタ、石崎—佐藤都
日本ハム 金子、姫野、谷川—田宮

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