金は力、評価、正義

近藤が選んだのはソフトバンクでした。
主力を失った日本ハムファンの喪失感は半端ないでしょうが、このタイミングは吉田正の動向を窺っていたのではないかと有利ともされる報道もあっただけにオリックスファンのガッカリ感も相当なものがありそうな、かわいさ余って憎さ百倍、なんてことになるかもしれません。
近藤目線ではそんなものがあったかは分かりませんがチーム愛や郷土愛などは腹の足しにもなりませんし、自分目線ではロッテがそもそも条件提示どころか交渉をしていたかすら疑っていますが出来高込みで6年35億、一部には40億以上とも報じられていることからしてペイしないとはオスナと同じです。
地元出身だから、という一方的な期待が裏切られるのは丸で経験済みで屁でもなく、選手が高待遇を選択するのは必然でもあります。

言い訳をするな

そう、落合が言うように評価が一番にされているところに行くのは当然のことですし、その評価=金なのも然りです。
金は力、評価、正義と同義であり、どうしても金満やら何やらと揶揄したり批判したりもしますが当事者からすればただの僻みでしかないのでしょう。
であれば落合のように開き直りではないですが取り繕うようなことはしないでもらいたく、自ら選んだくせに移籍会見で涙するなんて偽善者もかつていましたが近藤には「一番高く評価してくれたので」とその理由を明らかにするのが正解、シンプルイズベストです。
それこそ「野球人である以上優勝したい」なんてのを持ち出したら逆効果で、袖にされたチームのファンはさらに激高しかねませんし日本一となったオリックスファンはことさらでしょう、日本人的には金で動くのはどこか卑しいという心理的な思いがあるだけに分からないでもないですが余計な言い訳は裏目と考えます。

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