メルセデスがやっと2つ目の白星を掴む

見落としや今後に中止分が差し込まれなければ今日がZOZOマリンのレギュラーシーズンでの最後のデーゲーム、6月半ばでもう暑くて無理でしょ、もっと早くナイターでよい、逆光で撮影もしづらいし、ともあれ今週は現地3連敗だったため今日に勝ててよかったです。
メルセデスがあれこれ苦しみながらも7回4安打2失点は自責1と見事なHQSでやっと今季の2勝目を手にして、両目パチクリ、さあここからです。
ピッチングとしてはボールが先行しがちで緩やかに調子が落ち気味にも思えますが、しかし初回に先制のきっかけとなるツーベースを打たれた大島に次の打席でファールで粘られるも耐えて打ち取って、味方のミスが無ければもっと余裕で勝てたでしょう。
あまり決まりはしませんでしたがカーブがストレートを活かしてそういう意味では自らの土俵で勝負できたのではないかと、五回や80球の壁もさくっと乗り越えて7回107球は素晴らしい、真っ当な打線であれば6勝はしていそうですが球団にはそこを査定でカバーしてください。

澤村が怖すぎる

七回の追加点で大きく点差が広がりましたが明日から暫しの交流戦休みが入るためか八回には鈴木を投入、こちらも貫禄でした。
おそらくメルセデスとともにオールスターに監督推薦で出場となるはずでそこまで防御率0.00を維持したい、維持できそうなピッチングを披露です。
そうなれば最後は益田かと思いきや澤村で、こちらはこの点差でこのピッチングはしんどい、ためが無く数字ほどにストレートに威力が無さそうな弾き返され方をして、そのストレートをやたら投げまくってしかし思ったところには投げられず、勝っていても負けていても点差が離れていないと怖すぎます。

パワー!

前日の16安打10得点に今日は沈黙を心配しましたが、連日の二桁安打です。
そしてその前日と同じくエラーだったり似たような両チームの攻撃にぐいっと差を付けたのがポランコの一振り、糸を引くようにライトスタンドへ一直線でした。
やっぱ一発はでかいね、イヤな形で追い付かれて次の1点が中日だったらズルズルといったかもしれず、文句無しのお立ち台でしょう。
追い付かれたのはせっかくメルセデスが誘い出したのに挟殺プレーで空タッチの上田と併殺は無理なタイミングなのに焦ったのか捕球が疎かになった藤岡のやらかしによるもので、まあ上田のアピールはスリーフィートを外れたんじゃない?にも思えましたが藤岡は論外でした。
自打球はありましたが前日と同じく早めに小川が守備で入って、セカンドの守備力の評価は定まった感があります。
その小川のバントがエラーを引き出して今日は序盤のスクイズがありましたし盗塁もあって普段とは違う野球を、これ、もっと見せてください。
地味に高部が好調で鎌ケ谷で見たときにはとても一軍でやれるとは思えず、これは嬉しい誤算、何より活き活きとプレーしているのが喜ばしいです。
そんなこんなで難敵柳を撃破、これまで対戦したときに比べれば凄みが無くボールが高いし調子がイマイチだったのか、うん、ラッキーでした。

It's 奨吾 time!

そして今日も中村奨です。
初回の守りにつくときのMCのそれが奨吾タイムにしか聞こえない、なぜスタメンなのか、前日も代打で出てきてしょぼかったわけで先発が左腕でもありません。
押し出されたのが角中で続けてスタメンだと死んでしまう病にでもかかっているのか、疲労を考慮しても次の試合は金曜日で多少の無理は許されるはず、それで中村奨が活躍すればベンチはニヤリでしょうが足を引っ張る引っ張る、さすがに酷すぎでしょう。
正面のゴロを両足が揃った腰高で弾いてそれで天を仰がれても、バットも湿りまくりで二回の無死一塁になぜ送らせないのかと叫んでみればポップフライでそれならば四回の無死一塁でバントをさせてみればゲッツーとなり、この二打席を送れていればもっと楽に勝てたような、さらには打たねばならぬ左腕に振り遅れの空振り三振をしたかと思えば初球をファールフライにヤケクソにも思えるライトスタンドの奨吾コールがブーイングに変わりました。
拙い、拙すぎる、明日に抹消して最短10日間でもとりあえずはよいのでミニキャンプを張らせるべきでしょう、本人にもチームにも現状は地獄です。

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◆6月16日(日) 千葉ロッテ−中日3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、ZOZOマリン、29,384人)
▽勝 メルセデス 11試合2勝2敗
▽敗 柳 11試合4勝4敗
▽本塁打 ポランコ7号(柳)

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、鈴木、澤村—佐藤
中日 柳、齋藤、祖父江、清水、岩嵜—宇佐見

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