マッチポンプ

スコアレスから九回に松田がバウンドを合わせ損なってトンネルをすれば、中村奨はセカンドへの送球を意識したのか半身でボールを弾きました。
松田にはリカバリーのチャンスは無く目前で最後の打者が打ち取られて、しかし中村奨は詰まったフライにダイビングキャッチでのマッチポンプです。
池田も五回にイージーミスをやらかしましたがライン際の打球を上手く処理してゲッツーを成立させて、何にせよいずれも日曜日でなくてよかったです。
松田にはありがとう、今日も先発が試合を作ってリリーフ陣が壊すパターンに陥りかけましたので、ロッテからすれば値千金のトンネルでした。

可哀想なロメロ

ロメロは7回3安打零封と好投しましたが、また勝てませんでした。
来日初登板こそ5回途中で交代となりましたがそれでも2失点でしかなく、以降は6回零封、7回1失点、6回1失点でも1勝しかできずに昨季を終えて、今季もここまで7回1失点、6回零封、そして今日の7回零封でもまだ1勝、全て勝てていてもおかしくない内容なのに打線の援護がありません。
昨季の援護率は1.73、今季は0.82はイジメかよと、テンポが悪いなどの瑕疵があるわけでもなく何なんだろう、可哀想すぎます。
とにかく想定外にコントロールがいい、と言いますかスライダー、チェンジアップを際どいところで出し入れできて、ナイスピッチングでした。
昨季に離脱が無ければリーグ優勝ができたかもしれない、でもこの援護率では変わらなかったか、次こそ大量援護があってくれよと願うばかりです。
600試合登板をピシャリと抑えることはできませんでしたが無死一二塁からのクリーンアップを仕留めた益田は「中村奨のミスをカバーしたかった」とその言葉が嬉しい、投手はエラーが出たときにこそ真価が問われます、自分的には失点と自責点の差が小さい投手が優秀な投手です。
先発とリリーフの差はありますが今月中にも村田の604試合を抜いての球団新記録が確実で、歴史に名を刻むことでリーグ優勝に花を添えましょう。

打てねーな

それだけ先発が足りていないのか、舐められたのか、縁故採用とも一部に言われた田上は高卒2年目のまだ19歳で二軍ですら3試合しか投げていないところでのプロ初登板初先発にロッテ育成学校が発動、6回途中までを僅か2安打に抑えられてしまいました。
もっともねじ伏せられた感もかわされた感も無かったので、これで次にまたロッテ戦に起用されるとあるいはラッキーチャチャチャかもしれません。
その田上は右腕ですが左腕に対するようなオーダーはサードに池田が入ってエチェバリアがショートに、八回の動きなどはエチェバリアらしさがあってやっぱりいい、どういう心境の変化なのかは分かりませんが藤岡を戻すにしてもショートではなくサードでお願いします。
じわじわ上げてきた高部、藤原がノーヒットとなれば点が入らないのも当然で、それでもレアード、マーティンがそこそこ当たってきましたのでもう少しの辛抱か、荻野が脇腹を痛めたとの話もあり角中はハムストリングらしく、田村もまた消えて、現有戦力で歯を食いしばるしかありません。

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◆4月12日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ4回戦(ソフトバンク3勝1敗、18時1分、長崎、16,382人)
▽勝 西野 5試合1勝1敗
▽S 益田 7試合3S
▽敗 森 9試合2敗6S

▽バッテリー
千葉ロッテ ロメロ、西野、益田—佐藤都
ソフトバンク 田上、津森、嘉弥真、又吉、森、藤井—甲斐

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