井口監督の続投が報じられる

CS進出を決めたのであればまだしも、このタイミングで出るとは思っていませんでした。
早ければ今日のV逸、そしてCSを逃した後であればマイナスイメージがあって無理が高じるので、逆に言えばこのタイミングしか無かったのかもしれません。
機関紙は井口監督の続投を基本線に調整と慎重な言い回しですが、内容は「若手を育てたから当然」と言わんばかりです。
サンスポはさらに踏み込んで複数年契約も、とは冗談もほどほどにして欲しい、もう笑うしかありません。
おそらくニッカンや報知も続くのでしょう、要はどこぞからの意図的なリークということです。

シナリオどおり

そうなれば観測気球なのかもしれませんが、しかしきっとこのまま押し流されることになるのでしょう。
西村監督が続投報道の直後に一転して解任されたこともありましたが、どこまで真実かは分かりませんがたまたま韓国で重光ジュニアが後の伊東監督と会ったことでの急転直下とも言われていて、今回はそういった「偶然」があるとも思えません。
しかも井口、という球界でもそこそこビッグネームにそんな仕打ちはできないはず、このニュースが出たことで観念するしか無さそうです。

何も変わらない

詰まるところ監督を代えるとコーチ陣も大幅に手を入れなければならなくなりますから、球団が面倒を避けたのでしょう。
スポーツ紙にやれ助っ人の不振やらコロナ禍やら言い訳を書かせたのもそれが理由だと思われ、しかしそれはどこも似たようなものです。
そういった状況でいかにやりくりするかでマネージャーの真価が問われるはずが、逆に免罪符に仕立て上げるところなどは以前から何も変わっていません。

僅かな可能性に・・・

あるいは井口監督のメンツを保つために「球団は慰留」したものの「V逸の責任を取って退任」の可能性がゼロではないと思いたいものです。
2年連続2位という実績はもちろん評価されて然るべきですが5年間でチームを育て上げたとはお世辞にも言い難く、もし続投となれば贔屓はそのままに、そして冗談抜きで明石のロッテ入りを心配しなければならなくなる私物化もそう、失われた○年間と後世に語られることにもなりかねません。
例えば投手コーチやら打撃コーチやらバッテリーコーチやらに大幅にてこ入れをして、もちろん球団主導で、そして野球が変わるのであればよいですが、その手間をかけるぐらいであれば監督の首をすげ替えるでしょうから、井口監督にお任せモードが引き続きとなるのが容易に想像できます。
人としての井口が嫌いなわけではありませんし井口監督が憎いわけでもありませんが、この5年間の采配、起用でお腹いっぱいなのが心の底からの本音です。

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