人間は考える葦である

自分らの世代であれば授業で学んだわけでもないのに身に付いている言葉でしょう、今の人たちはどうなんだろう、ちょっと気にはなります。
それはさておき「考える」を押し出している吉井監督は「最高のコーチは、教えない。」なんて著書があるぐらいですから、そして黒髪のころからとなれば血肉となっているのだと思われ、しかし「教えない」ということについては井口ロッテも似たようなものではありました。
そのあたりはサブロー二軍監督のこれの有無が違いなのか、「コーチの人たちは、選手をよく観察する様になる。」「コーチ業はまずは見てヒントを探すこと。」「そして気づかせ屋である事。」、井口ロッテでよく聞かれたのはただ放置しているとの評です。
もちろん外から見ているのと内とは別だったのかもしれませんが、しかし少なくとも選手がアドバイスを求めやすい雰囲気作りをしていなかったであろうことは加藤が右で打つか左で打つかを悩んだときに「自分で考えろ」と突き放したなんてのが武勇伝のように報じられたのが象徴的でした。
中堅ベテランとルーキーでは当然に接し方が変わってくるでしょうし吉井監督のそれとサブロー二軍監督のそれが実は似て非なるものかもしれず、他のコーチも然り、その足並みを揃えられるかどうかもポイントになり「気づかせ屋」であると同時に必要に応じて「どうした」と水を向ける臨機応変さも求められます。
そんなこんなで吉井監督もその下でプレーしたことがあって影響を受けたかもしれない『人に言われたことは忘れるが、自分で覚えた事は忘れずにずっと覚えている』も実体験として身に染みている人が多いのではないかと、教えてもらったことは右から左でも辞書で引いた言葉はいつまでも覚えていたりもします。
よって方向性は正しいと考えますし、これが上手く回れば井口ロッテではもうひとつ機能しなかった大村コーチが戻ってくることがあるかもしれません。

小野はどうした

明日からは宮崎、最後の練習試合となります。
高知のメンバーがそのままかと思いきや宮崎のそれが別途発表されて、ただ野手はそのままとなれば登板間隔で投げることが無い種市らが外れるなど投手陣をいじっただけ、おそらく先発するのであろう小島、メルセデスに加えて益田、やっとのペルドモ、国吉と楽しみな名前が並びます。
そんな中で東妻が外れたのはことさら過登板ではなく小沼の方が負荷が高かったですし同じ日に投げた坂本、廣畑は名を連ねているわけで「失格」なのでしょう、そうなるとネガティブモードは小野で昨日にやっとの三者凡退で「合格」のお役御免に違いない、そうあってくれよと願わずにはいられません。

有観客でいいよね

公式サイトに浦和でのファンサービスについての注意喚起が掲載されましたが、そもそも有観客と発表されたのを見た記憶がありません。
見落としなのか、無観客であればこういった注意喚起もそもそも不要のはずでそれを前提に準備をしようと思います。
ただ思っていたよりもZOZOマリンに行けそうなのでちょっとモチベが落ちているのが実際のところではあり、チケットも無いし、空模様とも相談です。

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