ミスしてもらえないと勝てない

森の大金星というアドバンテージをあっさりと手放してしまいました。
上位進出のためには勝てる相手には確実に勝つ、が鉄則ですがこうなってみるとミスをしてもらえないと勝てる相手ではなかったここまでの5勝1敗です。
それにしてもしょぼい打線はまたしても明日に投げる佐々木朗が「1点取られると」と緊張したマウンドになりそうで、罪深さが増していきます。

いつまでC.C.ロメロ

そして本日の犠牲者は三度目のメルセデスでした。
先頭打者を4回も出してそのうち3つは四球とコントロールがもうひとつまとまらかったので好投と言うにはあれですが、しかしそれでも6回3安打2失点は敗戦の責を負わせるわけにはいかず、どう厳しめに見ても見殺しにされた感が否めません。
タイムリーは打たれずいずれも犠牲フライによる失点は踏ん張りきれなかったと言えばそれまでですが、先発としては充分に仕事をしてくれました。
怖いのはロメロと同じように援護の無さに苛立ち始めること、そうなるとピッチングが雑になりかねないだけに次こそ大量得点のプレゼントが必須です。
西村は古巣に見事なピッチングで今季初登板の中村稔もピンチを招くも攻めの姿勢で切り抜けて、誰一人として投手に責任はありません。

フラグだったか･･･

僅か3安打の打線は初回に恒例のエラーで出塁するも後続が打ち取られて、二回の一死三塁でも犠牲フライも打てず、三回以降は鈴木に手も足も出ませんでした。
惜しい当たりは藤原のピーゴロぐらいでバットにまともに捉えることすらできず、赤子の手を捻られたかのような醜態です。
それにしてもいつまでポランコを我慢するんだろう、4打席目に久々のヒットでしたがコースヒットでしかなく昨日にやはり4打席目にヒットを打ったキャプテンと同じくそれで延命になってしまえば痛し痒し、助っ人だけに一ヶ月は辛抱するにしてもさすがに内容が悪すぎます。
どうせ打てないのであれば西川あたりに、それこそ福田でもいい、精神衛生的にはそちらの方が百万倍マシでしょう。
そのポランコのヒットで二死一二塁に代走も出さず田村をそのまま打たせたのも吉井監督らしいと言いますか試合が決まった流れの中で出番を与える代打ぐらいしか代えないポリシーっぽくて角中なんかは悶々としているかも、友杉でもよかったですしまだ茶谷の方が打てそうな、そんな9人野球でした。

明日への活力に！

◆4月20日（木）　日本ハム−千葉ロッテ6回戦（ロッテ5勝1敗、18時、エスコンフィールド、15,816人）
▽勝　鈴木　7試合2勝
▽S　石川　6試合1S
▽敗　メルセデス　3試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ　メルセデス、西村、中村稔—田村
日本ハム　鈴木、ロドリゲス、田中正、石川—伏見