何でだよ、と言わせてくれ

今日も中嶋監督に選手たち、オリックスファンは九回を祈るような気持ちで観ていたのでしょうが、他力本願とはならずにいい気味です。
これでオリックスは全日程を終えてのロッテの結果を受けての胴上げしか可能性は無くなりましたので、本来の秋のロッテが始動したことにもなります。
この3連戦は全勝必須としましたが苦しみながらも日本ハムを連破しての明日は超難敵の千賀ですが106球からの中5日に付け入る隙はあると思いたい、そして19歳の佐々木朗に同世代の石川の好投を見れば美馬も死ぬ気で投げてくれるでしょう、今は投げ勝つしか勝ちパターンが無いだけに頑張ってください。
そしてもしオリックスが他力本願が叶わなかったことでそれが力みに繋がって転んでくれれば残り6試合になったところで地元が5試合なのに仙台での胴上げになるかもしれず、目の前で見られずに「何でだよ」と言わせてくれ、リーグ優勝をしてくれるのであれば場所はどこでも構いません。
とは言いながらもチケットを見てみればまだ売れ残りはありますが外野席と連席のみですので自分には縁遠く、もしそうなれば中継を観ながらつぶやきます。
ちなみに今日はバックネット裏は上の方しか残っていなかったので前の方がいいだろうといつもよりベンチ寄りの席を購入したのですが、目の前が撮影はおろか普通に観戦するのもしんどいネットが二重になっていて、あんな酷い席があるんだと、一つ勉強になりました。
明日も試合途中から降り出す予報なのでカメラは持って行かずに、今日と同じく記録ではなく記憶に焼き付けますので好ゲームを期待しています。

凄かったと思います

投げる前に気負った発言をする石川はろくなことになりませんが、他人事のように語る石川は頼りになります。
立ち上がりこそボールが高めで捉えられた打球も少なくなかったですが、二回り目ぐらいからは飄々とした石川らしさが出ていました。
四球が少ないのが持ち味ですが今季はさらに磨きがかかって今日も無四球でここまで80回で9つでしかなく、FAでの国内流出が心配になるぐらいです。
そんな石川を今日は守りがしっかりと、本人も2つの好守がありましたしエチェバリアは3つ、荻野も1つ、締まった試合になりました。
それにしてもエチェバリアはあの守備範囲の広さと瞬発力、高速トスができるのになぜに正面の打球があんななのか、謎ですし悩ましすぎます。
そして零封の石川を105球での交代は手術明けを慮ったのか本人が「もういいです」と言ったのか、いずれにしても理想は唐川でしたがここのところの不安定さから、そして前日の球数からして益田は妥当だったのでしょう、しかし小林雅の球団記録を抜いて38セーブの益田は幕張の守護神らしいヒヤヒヤでした。
この連投での30球が明日にどう影響するのか、壊れてもいいつもりで投げるとは頭が下がりますが、今日で今季の67試合目はチーム試合数のほぼ半分です。

最低限の援護点

打線は河野に続いて立野も打ちあぐねて、先日のように心配無用にならないかと不安が募ります。
なぜか生田目が抹消されたので来週末に上沢、バーヘイゲンの可能性がちょっとだけ減りましたが、誰が相手とかが関係ないぐらいにです。
それでもお立ち台で「一週間に一度ぐらいなので」と忸怩たる思いなのかはたまた不満なのか、そんな言葉を発した田村が鬱憤晴らしのような先制タイムリーツーベースを放って手を叩き、秋のキーマン岡もセンター前にクリーンタイムリーを、そしてレアードの一発が最後に効きました。
ここのところの守備への不安で六回の振り逃げに代走を出して逃げ切りに入るのではないかとも思いましたが、一生懸命に走ってタッチをかいくぐるホームインに次の打席でホームランですからそのままで正解でした、これも追い風が吹いているのだと前向きに受け止めます。
そのレアードの守備とマーティンが宝くじ化をしていることで打線をいじりたくもなりますがここまできたら止めた方がよさそうな、山口もしっかりと捉えていますので藤原、角中の湿りっぷりからして代える余地はありませんし、この8人プラス捕手で戦い抜きましょう。

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◆10月24日(日) 千葉ロッテ−日本ハム23回戦(ロッテ13勝5敗5分、14時、ZOZOマリン、9,921人)
▽勝 石川 12試合6勝3敗
▽S 益田 67試合3勝6敗38S
▽敗 立野 11試合4勝3敗
▽本塁打 レアード28号(井口)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、益田—田村
日本ハム 立野、玉井、井口—清水、石川亮

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