清田契約解除

清田の契約解除が球団から発表されました。
「清田選手の度重なる不適切な行動及びチームに対する背信行為に鑑み、当球団としてはこれ以上清田選手との選手契約を維持することはできないと判断」とは表面化したものだけでも三度目ですから、もう付き合いきれん、との球団の本音がダダ漏れしているかのようです。
やれ親会社に苦情が殺到しているだのお菓子が売れなくなるだの、広岡GM絡みのときもそんな声が聞かれましたがそれほど大層なものではなく影響力があるわけでもなく、要は面倒ごとの厄介払い、早めに切り捨てて一日でも早く平常に戻りたいだけのことでしょう。
私生活は知りませんがファンサービスに熱心でチームの顔の一人でもあった清田のこの顛末はあまりに寂しいですが、身から出たさび、仕方がありません。
写真は自分が撮った中でバストショットでは一番に古い、ルーキーイヤーの六月のものです。
本人も輝かしい未来を疑っていなかったであろうこの頃に戻って一からやり直したいと思っているかもしれず、敢えてこの写真をチョイスしてみました。

迅速な対応はよし

それにしても迅速な対応でした。
前回はもたもたしましたがさすがに今回はそんなことにならないだろうとは思っていましたが、それでも早くても週明け月曜日だろうと見ていましたので、あるいは試合がある日であれば取り扱いが少しでも小さくなるかもしれないとの打算があったのかもしれず、いずれにしてもよいことです。
常習性からこのことを予期して球団はシミュレーションをしていたのであれば用意周到で、そこに親会社からの助言があったとしてもおかしくはありません。
倫理的には問題があっても法を犯したわけではないので懲戒解雇にも見えるこの契約解除には、その親会社の法務と綿密な打ち合わせをしてのものでしょう。
とは言え来月から給料は一切払いませんではなく、そのあたりについて梶原広報は「契約の内容というのは本人と結んでいる内容なので、どういう契約をして、どういう契約解除になったかという詳細は、この場でお答えすることはちょっと難しい」 と歯切れが悪いので、今季分もしくは二年契約相当の金額を支払っての契約解除の可能性もありそう、2年総額1億2000万としても今季に戦力となっていない福田秀と同額ですし外国人選手が外れたと思えば割り切りもできるでしょう、ぶった切って裁判沙汰みたいなごたごたを引きずるぐらいであればスパッと手切れ金で関係を断つ、ありそうな話です。
これで既に公式サイトの選手名鑑から名前が消えた清田が今後のロッテにどういった形であっても復帰することは無いでしょうし、SMAPの映像から森且行が抹殺されたのと同じように優秀選手賞を受賞した2010年の日本一にかかる映像からも消えてしまう清田になるかもしれません。

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