唐川は残留

唐川の残留が決まりました。
その条件や起用法などは伝えられていませんが満足できるものを引き出せたのでしょう、吉井コーチの胃に穴が空くのは最小限で済みそうです。
おそらくは複数年契約なのでしょうが昨季のように中継ぎとして結果を残した翌年に躓いたことを繰り返さないよう、それが先発であれ中継ぎであれ、唐川のためを思えば中継ぎに徹した方がよいとは思いますが、その待遇に相応しい結果でファンを喜ばせてくれる唐川であってくれるよう願います。
また清田の残留はやはり複数年契約と伝えられていますので唐川とともに地元出身の顔として、千葉を盛り上げていってください。
これで残留が唐川、荻野、清田、流出の可能性が澤村、陳偉殷、ハーマン、松永ですので全員がそうなったとして支配下選手登録枠の空きは6ですから落ち着くところに落ち着いたというところなのか、最低でも1人の補強が必要となりますがその補強を訴えた井口監督に球団がどう対するかが今後の注目となります。

バランスは難しいが

唐川が残留で松永が権利行使となりましたから、つまりは選択と集中なのでしょう。
ロッテの査定の根幹となっているように思える出場給の占める割合が大きいのは、前日までの種市や土肥だけではなく西野、有吉、田中、南と投手の肩肘は消耗品と考えれば公傷ではなく、試合に出なかった選手には冷徹とも思えるような大幅減俸を突きつけて、それでいて石崎の現状維持はどうかとも思いますが野手に対してもそうですから信賞必罰は分かりやすくもありますし、コロナ禍による財政悪化でよりその振れ幅が大きくなったのだと思います。
貴重な戦力として結果を残した唐川には相応の、ほとんど試合で投げなかった松永にはシビアに、同じFA権を持っていてもこの二人への処遇が象徴的でもあり、ただこの流れで「試合に出ただけのレギュラー」が昇給をするようであれば今後に悪い影響を及ぼすことにもなりそうです。
無事是名馬、はそのとおりですが、故障をしないように加減をする選手も出てくるでしょう、無理をしての離脱となれば容赦なく年俸をカットされるとなれば石川の「もう無理です」は正しくもあるわけで、ある程度のポジションを手にすればあとは流しておけば安泰との考えになってもおかしくありません。
石川のそれは手抜きではなくポリシーなのでしょうが人は低い方に流れていきがちなので、バランスは難しいですが球団には一定の配慮をお願いしたいです。

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