唐川滅多打ち

バスを逃してまで最後まで見届けたロッテファンには、残念すぎる幕切れでした。
イニング跨ぎの唐川が滅多打ちに遭って4失点、もうブルペンにはゲレーロしか残っていなくて6連戦の2戦目で総動員もできずさらし者みたいになってしまって可哀想ではある、これで今週はもう投げられず抹消されてそのままジエンドの可能性があってもの悲しくもあります。
メジャーみたいに田村とかに投げさせるとか、は無理な相談か、そんなこんなで延長戦に入って防戦一方で引き分けで御の字の願いは露と消えました。

また勝てず

西野は六回途中まで6安打1失点も、また勝てませんでした。
乱れた六回を除けばそれなりに打たれはしましたが悪くはなく粘り強く投げましたが、球数が増えて力尽きたといったところでしょう。
勝ち投手の権利があって継投がワンテンポ遅れた気がしないでもないですが結果論ではあって追い付かれるまではとベンチが考えたのかもしれず、六回は投げきってくれとの期待も込めて、中10日で90球程度でへばってもらっては困るのは正しくもあります。
もっと間隔を空ければいいのか関係が無くこのあたりが限界なのか、ちなみに今日は二軍で美馬が5回62球2失点で勝ち投手となりました。

継投

西野が六回を投げきって細切れの継投にならなければ唐川のイニング跨ぎは無かったのか、たらればです。
しかしこうなってしまうとブルペンの人材不足が否めず今日は木村がベンチ外でなおさらに、あの場面では中森を突っ込むかと思いきや八木で次のイニングに高野脩が勝ち越し点を許してしまい、そして十回に坂本と小野の二人を使わざるをえなかったのはベンチの誤算でしょう。
吉井監督は坂本がホント好きだなと、坂倉と野間を意識したのでしょうがその前の右に打たれて左も歩かせて、全く機能しませんでした。
てか制球に不安があるため六回はともかく七回、十回で投げさせない、投げさせられないゲレーロであれば一軍に置いておく必要があるのか、疑問です。

守護神交代?

清水直も指摘していましたが、八回に鈴木で九回に中森も意味深です。
劇的な打たれ方をした鈴木をクールダウンする意味合いもあったでしょうが、中森も安定しているとは言い難いにしても両者のピッチングを見ればどちらが安心できるかは一目瞭然で、138キロから入った鈴木に対して150キロオーバーを連発した中森と勢いが違います。
鈴木には体調面の懸念もあって中森を試すフェーズでよい、このチーム状態で登板が嵩むとも考えづらいですがそのときは木村との併用でいきましょう。

ロッテ愛

昨季にノーノーをやられた大瀬良にいきなり藤原がヒットで盗塁、寺地の進塁打に池田の犠牲フライで先制は見事でしたが、後が続きません。
大瀬良がすぐに立ち直ってワンワンで終わるんじゃないかと思えるほどに、ヒットはおろかまともに芯を食えずにゼロ行進です。
それだけに坂倉のロッテ愛は慈雨のごとくでありがとう、終わってみればリリーフの無駄遣いでしたが同点になって面白い試合になりました。
打てないなりに盗塁、代打、バントとこれまでとは違った野球にはなっていて、勝負弱さは相変わらずですが、レフトが虚を突かれた池田の走塁もよかったです。

いよいよ

野手も田村を除いて総動員でしかし岡、石川慎、ソトの代打攻勢は打ち損ねのフライに三振と何の足しにもならず、こちらも層の薄さを露呈しました。
石川慎とソトは抹消したい、でも上げる選手がいない、山口は日数が足りないしホームランは打っても1割台のポランコ、よりも大下かな、チームに元気が欲しいし、西川は4割超えですが藤原、山本は外せず岡、高部を残すなら二軍で打席を重ねるのが吉と考えます。
藤岡に代打でいよいよの選手会長が無くもない、けど守らせたくはない、石垣があれを止めていたらと思うとセカンド中村奨は選択肢にありません。

頭が頭痛して痛い

石川柊飛ばしがあるとは思っていたけど球数として難しい、明日は種市です。
中6日ではあれ128球だったことからして100球を大きく超えることは無いでしょう、よって今日の延長十二回が厳しすぎます。
しっかし石川柊のこの過保護ぶりは鈴木じゃないですが何かしらの不安を抱えているとしか思えず頭が痛い、であれば高い買い物になりました。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
広島 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0 4 6 17 1
千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 6 1

◆6月11日(水) 千葉ロッテ−広島2回戦(1勝1敗、18時、ZOZOマリン、24,643人)
▽勝 島内 23試合2勝
▽敗 唐川 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、八木、高野脩、鈴木、中森、坂本、小野、唐川—佐藤
広島 大瀬良、ハーン、森浦、栗林、島内、中崎 —坂倉、石原、會澤

© 2007 オリオン村