種市だっ!

先日に雨で流れて同じように試合前に降り出した鎌ケ谷でしたが、あのときほど強くなかったのでグラウンドに水が浮くこともなく無事に試合開始です。
その雨も止んで空も明るくなったので逃げ切れるかと思いきやしかし七回から降り出して叩きつけるような豪雨となり、15分ぐらいで通り過ぎる予報もこうなってしまえば仕方なし、一軍であれば土を入れるなりして再開に向けて動いたでしょうが二軍はあっさりと降雨コールドとなりました。
ちなみに中止のアナウンスの直前に八回表の投手交代、齊藤がコールされたのは気のせいか、ニッカンのスコアテーブルにその名前はありません。
予報どおりに上がって濡れずに帰れたのは痛し痒し、そして独特のイントネーションがこぼれ聞こえてきたのが鬱陶しく、鳥越監督が復帰をしたかと思えば代理監督だった堀コーチが×印はまさかコロナか、ヤクルトみたいにならないよう願うばかりです。
そんな今日の先発は土肥かと思えば土肥は一軍に、自分的にはウエルカムな久しぶりの動く種市です。
ストレートは140キロ台前半でしたのでもう2~3キロ欲しいところも同じ数値の根本に比べれば伸びがあり、フォークもきれいに落ちていました。
二軍相手ではあれ万波、渡邉、清水、中島、今川といったところが名を連ねる相手に、その顔ぶれは調子が上がらないからこそここにいるってのを差し引いたとしても、四回までのパーフェクトピッチングにはもしかしたら来月には一軍もなんて思ってしまうぐらいに、ところがまだ60球程度だった五回から目に見えて球威が落ちて抜けるボールも増えだして、そして七回には長打を続けられて一死も取れずの降板です。
そんなこんなで登板間隔も空けているようですし80球ぐらいまで種市のボールを投げられるようになるまでは焦ることもないかなと、テイクバックで肘が伸びきっているフォームは以前からそうですがそこからその以前とは違ってぎこちないアーム式のようになっていたのもちょっと気にはなります。

一発攻勢のタイムリー無し

打線はDJチャスにベルーナじゃないの、と言われてしまいましたが僅か4安打はタイムリーを打てずにバントを失敗して、うん、一軍みたいです。
一軍との違いは一発攻勢でマーティンが先制スリーランを放って平沢も続いて、西巻も放り込んで全打点がアーチによるものでした。
マーティンのそれは弾丸ライナーでしたが他の打席での芯に当たらないバッティングを見ればこれで復帰なんて判断はとてもできないでしょう、平沢ももう少し率を上げたいですがストレートを叩いての左中間は見事でした、西巻も一軍で見てみたい選手です。
ただ藤岡とは違って挽回のチャンスをもらえない平沢、無難にセンターをこなしていましたが器用貧乏でしかない西巻、仙台育英コンビの先行きは暗いです。
エチェバリアは土のグラウンドも何のその、サード寄りの詰まった打球を俊敏かつ強肩でアウトにしたプレーには野次がうるさい日本ハムベンチからも「エチェ、うめぇ~」の声が、一軍で打てていなかったわけではないですし二軍でも打てていますし、ここにいる理由が分かりません。

嗚呼、田村

試合前の守備練習では捕手が6人もいて、谷川が捕手をやっているのを初めて見ました、そして種市と組んだのは柿沼でも田村でもなく植田です。
田村はイニングの合間の種市のキャッチボールの相手をしていましたがこんな顔でしたっけ、体つきはそうでもないですが顔が太って一気に老けたような、まだ28歳で今季にFA権を取得しての目玉になるはずが二軍でもまともにプレーができない非常事態が続きます。

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◆7月12日(火) 日本ハム−千葉ロッテ9回戦(ロッテ6勝3敗、13時、鎌ケ谷、592人)
▽勝 種市 9試合3勝1敗
▽S 東妻 20試合3勝2敗1S
▽敗 根本 8試合2勝4敗
▽本塁打 マーティン1号(根本)、平沢3号(根本)、西巻2号(根本)、今川4号(種市)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、東妻—植田
日本ハム 根本、畔柳—清水、梅林

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