予知夢だな

今日は前日までとは違ってさほど風は強くなかったようですが気温が低くて寒かったでしょう、帰りには雨に降られて散々だったと思います。
体も心も凍える試合はいつものパターン、先制はする、その後も攻め立てる、でもあと一本が出ずにそうこうしているうちにじわじわと迫られて終盤に引っくり返されて、両チームとも公式戦とは違った顔ぶれ、作戦、起用にしたってだから大丈夫なんてとても言えません。
そうでなくても柳田、山川、近藤がいないソフトバンクにこうも簡単にやられるとはね、植田はどうした、またしても慶大トリオの躍動にうんざりします。
これって開幕後も何度も何度も見ることになる、予知夢だな、オープン戦を含めて○連敗ですなんてフレーズを聞かないためには明日に勝つしかないです。

一歩前進

ボスは3回1安打零封で開幕ローテに一歩前進です。
藪田がやたらと落ちる系を使わないことに首を傾げていましたが150キロ台もあったストレートが低めに決まって、果敢に内を攻めて、内容はよかったです。
甘いコースも少なくなかったですがそれで空振りとなればストレートは見た目、数字よりも伸びがあるのかもしれません。
自分が好物のカーブもよさげに決まってただこのあたりは内も含めてリード次第、ボスが首を振るかにもかかってくるでしょう。
気になるとすればリリースで体が一塁側に流れていたことで、先日とは違ってばらつき気味だったコントロールの理由にも思えます。

これがあるから・・・

八木は先日の無駄な四球のイメージを払拭したかったですが、上塗りしてしまいました。
先頭を歩かせたり二死無走者で連打を浴びたりと次があるかはさておきあれば内容はもちろん結果を残せなければ一軍は遠い、ここにきての3イニングは伝え聞こえてくる先発候補となればなおさらに、断面で見ればストレートにしてもフォークにしても見るものがありましたが全体のまとまりがありません。
坂本はまたしてもの左打者に対して格の落ちる相手を抑えるも懸念の右打者に叩き込まれる悪循環、そうなれば中村稔の出番かと思えば輪をかけての炎上です。
積み上げてきたものがガラガラと音を立てて崩れる先頭にいきなりストレートの四球、打球直撃、ピーゴロを悪送球と完全に自滅で投げてみないと分からない存在はベンチには使いづらいことこの上ない、ずっと推してるのに、これがあるからいつまでも一軍半の扱いでこのままなら秋には現役ドラフトの有力候補でしょう。

息を吹き返す

打撃陣では息を吹き返した選手がいました。
サード争いではもう手遅れでしょうが安田が痛烈にライトに弾き返してオープン戦の初安打、芯を食いさえすれば惚れ惚れする打球を放ちます。
なかなか結果が出なかった小川もやはりオープン戦の初安打でかつマルチ、練習している一塁側へのバントは決まりませんでしたがこれからです。
それでも結局は友杉だろうと思いつつも友杉が昨季の序盤にはまりまくったバットに体を預けるようなスイングが中盤戦以降は当てるだけになってその流れのままに全く打てる気配が無いことでチャンスはある、小川がダメならまた即戦力ショートを漁るドラフトになりかねず頑張ってください。

愛斗がいい

そして愛斗がまた好守を見せました。
センスと言いますか勘どころがあるのでしょう、見た目とは違って無駄の無い動きに加えて打者や走者によって捕ってすぐのクイック返球が徹底していて例えファールになっても勝手に判断をせずに全力で、まずの立ち位置であろう守備固めとして頼りになる存在です。
バッティングでも西武時代の宝くじだけど当たると大きいに復活の兆しがあって、好捕されましたが今日は実質的にマルチの活躍でした。
どこを守らせても大丈夫そうな石垣は完全に茶谷を駆逐したっぽい、茶谷推しとしては哀しいですが、石垣の開幕一軍が濃厚です。

おんぶにだっこ

西川の勢いも止まりません。
やや詰まってはいましたがセンターにタイムリーを放って、上田が遠く達成できなかった80安打50打点への夢が広がります。
既に打線が西川におんぶにだっこ状態でそれはそれで情けない、ともあれ西川には待望久しい和製の幹になってくれよと切に願います。
西川を軸に両脇を舶来砲がサポートする体制が理想で、しかしポランコの春先は相変わらずで欠場のソトが前日の死球の影響でないことを祈るしかありません。

山の日?

今日の一番のサプライズは富山と秋山です。
KBOやCPBLとの試合ならまだしもこの時期のオープン戦にどういう意図、思惑だったのか、理由が分かりません。
今日はレフトだった立松、外野の練習はしたのかな、その捕手ぶりに当面は無理と判断して引っ張り上げた富山であれば大抜擢となります。
打席ではちょっとレベル的にどうよの全てが無様な空振りの三球三振でしたがマスクも被って、いい経験になったでしょう。
秋山は三者凡退に切って取って三振も奪いましたがあのストレートだとよほど巧みに制球しないと難しい、そもそも枠も足りません。
それにしてもそうまでして立松を使いたいのか指名の経緯からしてまさかの一軍確約があったりして、どうあれ現状だと一軍で捕手は無理で打撃もまともにバットに当たらず攻守ともすっかりと自信を失っている表情で、それがプロの厳しさではあれ見ているこちらの胸が痛みます。

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ソフトバンク 0 0 0 0 0 2 1 3 0 6 10 2
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◆3月8日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク3回戦(ソフトバンク3勝、13時、ZOZOマリン、16,840人)
▽勝 尾形 3試合1勝1S
▽S 大山 1試合1S
▽敗 中村稔 4試合1敗
▽本塁打 正木1号(坂本)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボス、八木、坂本、中村稔、秋山—松川、富山、寺地
ソフトバンク 上沢、田浦、岩井、尾形、大山—渡邉

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