練習試合だしぃ

物事は中途半端が最悪なのでやるなら徹底して、理解不能ながらも関西の阪神ファンへのおもてなし、佐藤に三発目を献上すれば鳥谷はお見合いでの3試合連続ヒットとロッテと阪神の共同作業は完璧でした、オープン戦にも至らない練習試合扱いのエキシビションマッチらしくもあります。
試合は佐々木千が高めに抜けたり甘いところに入ったりと燃え上がりましたがこれが交流戦であれば自信が揺らいだりしてヤバかったかもしれませんが、ここまで積み上げてきたものからむしろ後半戦に向けていい引き締めにもなったのではないかと、これも練習試合ならではです。

美馬らしくはあった

美馬は田村の肩と判断に助けられたところはあったにせよ3回2失点は4安打1与四球からすれば炎上をすることなく、目に見える結果が欲しいだけに満足はできませんが大過ないピッチングだったのではないかと、好調でもそこそこ打たれますのでそれでも手堅く締める美馬らしさがあったと言えなくもありません。
次かその次ぐらいにはもう少し長く、多めに投げることになるのでしょうからそのときも同じように投げられるか、投げられれば後半戦は大丈夫でしょう。
イマイチその順番の意図が分かりませんが田中、益田も休養がてら調整できているようですし、横山の荒れっぷりが気にはなりましたが土居とともに20歳そこそこの若手がこの時期にこのタイミングで登板できるだけでも先は明るい、投手陣は中長期的に前向きになれます。

エチェバリアが覚醒しないかな

打撃陣ではエチェバリアがいいスイングをしていて覚醒しないかと期待をしたくもなり、変化球全般、特に緩いボールへの対応に課題はありますが外のボールを追いかけるようなこともありませんし、コンパクトなスイングながらも思っていたよりも飛距離が出ます。
二軍でもそうでしたが守らずDHが小川らにチャンスを与えるためであればショートの守りも派手さだけではなく安定してきましたし、今日のスタメンの顔ぶれからすれば分からないでもないですが四番起用はマーティンがまだ再来日していないことからして後半戦でも、と思わないでもありません。
そして植田に嬉しいプロ初ヒットとまた肩でも魅せて、支配下選手登録に向けて井口監督の舌がなめらかだったようですのでひょっとしたらあるかもしれず、第三捕手として宗接を置くぐらいであれば植田と加藤を競わせる方がチームにとっては健康的だと考えます。
そうなれば森と同時期で70人枠を埋めることになりますが佐藤奨や小沼はルーキーですので内容的にも年功的にも問題にはなりませんし、背番号はまだ未発表のロメロの入団会見と併せて90番台がぞろりとなればそれも話題になりそう、エリートコースから育成枠経由の這い上がりが楽しみです。

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千葉ロッテ 1 0 0 2 0 0 0 1 0 4 6 0
阪神 1 1 0 0 4 0 0 0 X 6 9 0

◆7月29日(木) 阪神−千葉ロッテ3回戦(阪神2勝1敗、18時、甲子園、はてな)
▽勝 二保 1試合1勝
▽S エドワーズ 2試合2S
▽敗 佐々木千 1試合1敗
▽本塁打 佐藤3号(佐々木千)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、田中、佐々木千、益田、横山、土居—田村、植田
阪神 二保、伊藤和、小林、エドワーズ—坂本、長坂

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