短くなっていく

今日は現地の予定が暑さで脳がやられていたのかチケットを取っておらず、無駄足になって戻りに買いものをしている途中に惨劇を知りました。
美馬が五回に一死も取れずの7失点KOで、ここのところ六回に捕まるケースが増えていましたがそれが短くなりつつあります。
立ち上がりにボテボテの内野安打から3連打で先制を許し、三回の無死満塁は犠牲フライ一本で済ませるも、五回は踏み止まることができません。
さすがに学習をしたのかベンチもイニング途中で代えましたがそれでも遅いと言われてしまいそう、とは言え三回の粘りに四回は三者凡退でしたからこの豹変に後手となってしまうのは仕方がなく、帰ってからの見逃し再生でG.G.佐藤がさかんに言っていた「ボールを揃えすぎ」が裏目に出たつるべ打ちでした。
チームには不幸も中村稔、八木には大きなチャンスは傷口に塩となってしまう4失点に小沼がとどめを刺して、まあ1点差でも13点差でも負けは負けです。
こうなると美馬の使い方が難しい、幸いにも先発の頭数は揃っていますから投げては抹消の中10日以上を空けて、そして先日のように本前を第二先発としてスタンバイさせる選択肢もあるでしょう、ただそれであれば最初から本前をと思わないでもなく、涼しくなるまでは美馬を外すがよいのかもしれません。

珍しい、珍しい

打線は早川に7回を投げさせてしまった、初回に粘って33球も投げさせたのに、それなりにチャンスがあったのに、例によって決定打に欠きました。
左腕でも高部を二番に、はデータ的にはやっと真っ当で昨季にかましたレアードの起用もよし、しかしここぞで併殺など押し切れません。
終わってみれば初回の攻防が鍵だったような、二死一塁から島内、銀次と連打だった楽天と、対して一死一二塁から安田、山口が連続三振だったロッテと、安田のヒットが初回に出ていればとたらればを愚痴りたくなるような逸機となってしまいました。
さりげなく自己最多にリーチの岡が一矢を報いたのが精一杯で、そしてそんな試合でもフル出場とならずに荻野、中村奨を途中で代えたのが珍しく、喜ばしく、この当たり前が当たり前であり続けてくれよと、そんなことしか材料にならない打線のしょぼさではあります。

裏切られても、裏切られても

マーティンが抹消されたのは前日のタコがトリガーとなったのか、そうなれば期待を裏切ったレアードもという可能性に今日は井上が一発をかましました。
そしてエチェバリアの昇格は無く、これが「茶谷を使う」「小川を使う」のであれば何度裏切られても「変わったのか」と思いたくなりますが、ここにきてバントの多用と同じくいつもの発作でしかないのかもしれず、次のカードにどういった布陣になるかでしょう。
エチェバリアは先日にちろっと二軍でプレーしましたが基本的には一軍に帯同しているとの話もあるようで、どうなる、どうする、レアードを外すのであれば何なら茶谷ファースト、山口DHという離れ業、と言うほどでもありませんがやりようはいくらでもあります。
それにしてもスタンドは平日から週末に右肩下がりだったようで、この酷暑にデーゲームは無いでしょう、来季は交流戦明けから週末ナイターでよいです。

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楽天 1 0 1 0 5 3 1 0 3 14 21 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 7 0

◆7月3日(日) 千葉ロッテ−楽天14回戦(ロッテ7勝6敗1分、14時1分、ZOZOマリン、17,389人)
▽勝 早川 13試合5勝5敗
▽敗 美馬 11試合4勝5敗
▽本塁打 岡5号(早川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、中村稔、八木、小沼—松川
楽天 早川、森原、福山—太田、田中貴

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