惜しくなってきた

沖縄での最後を勝利で締めくくりました。
パリーグTVのVODって何だろう、と思っていたら明日以降の公開とのことで映像での確認はできていませんが快勝と言ってよい勝ち方でしょう。
この時期に勝ち負けにこだわっても仕方がないですしアピールしなければならない若手が中心となれば目に見える数字に一喜一憂するのもどうかとは思うものの、こと打撃陣では加藤貴、上沢、矢澤という主力どころ話題どころから得点して永久凍土打線に対する地球温暖化かと期待が高まります。
山口に至ってはまた叩き込んでの5発目はさすがに「シーズンに取っておけよ」と惜しくなったりして、そんないい雰囲気のままにチームは高知に向かいます。

選べる喜び

山口はもう向かうところ敵無しといった感じか、鬼の腹がよじれそうですが7ヶ月後の栄冠を夢見てしまいます。
逆球の失投だったようですがそれを見逃さずに初球から潰す積極性こそが山口の持ち味をいかんなく発揮して、その性格からしても四番の最有力候補でしょう。
四番最強打者は今となっては日本的な発想で吉井監督の判断は分からず中村奨を組み込んでどう並べるのか、いずれにしてもクリーンアップは外せません。
そんなクリーンアップが終わったエアポケットに安田、がよいと考えるのでまだ本調子とはほど遠そうですがポランコを五番に据えて中村奨、山口、ポランコ、安田の並びがよさそうにも思うのですがロッテファンにはあまり経験したことのない選べる喜びに戸惑ってしまいそうです。
ショートばかりが話題になりますが捕手、外野もフラットな競い合いが続いて各選手ともそれに奮起してのこの3割を超えるチーム打率であれば高知でも楽しみすぎて、若手への藤岡、岡の挑戦状は強烈ですしもうちょっと先になりそうですが荻野らが合流した後のさらなるヒートアップが待たれます。
懸念は守乱で今日もエラーが2つとどうしたんだろう、やたら走りまくっていた足を使った攻撃もここまでは控えめになっています。

伏兵となれるか土肥

報じられたところとその起用に先発でいくらしい西野は4回2安打零封で僅かに49球、開幕ローテーションに向けて大きく前進しました。
あれこれ試しているのでしょうがやたらカーブを多投したのが目立って逆にフォークを1球も投げなかった意図が知りたかったりもして、リリーフ陣の高齢化疲弊化かが顕著で昨季のままに中を投げるかと思っていましたがタイプ的にはもちろんのこと手術明けの西野には先発推しだっただけによさげな状況です。
土肥も5安打1四球と誉められたものではありませんがそれでも結果が欲しい今に3回零封と昨季がそうだったように頭からいくっぽい、その3イニング目あたりでストレートの数字が落ちたのが気掛かりではあれかつての推しメンには中村稔に負けじと先発難という絶好のチャンスが目の前に広がっています。
若手も中森は140キロ台後半、横山は152キロと活きのいいところを見せてこのあたりが台頭すればまた見どころが増えて、高知、そしてちょっと戻って宮崎までが勝負ですのでそれを逃さないよう、もう10日後にはZOZOマリンですからそこに名を連ねられるよう頑張ってください。

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◆2月23日(木) 日本ハム−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、13時、名護、不明)
▽勝 土肥 3試合1勝1S
▽敗 加藤貴 1試合1敗
▽本塁打 山口5号(加藤貴)、岡1号(加藤貴)、野村2号(中森)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、土肥、中森、横山—松川、植田
日本ハム 加藤貴、上沢、ポンセ、ロドリゲス、矢澤、宮内、北山—伏見、宇佐見、清水

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