井上が引退

井上が引退を表明しました。
予想どおりと言ってしまうとあれですが11年目で初めて一軍出場が無く、それを期待させる二軍成績でもなく、そうでなくてもDH、ファーストが密になっているチーム事情、そして35歳という年齢からして仕方ない、チームの功労者にも枠という壁は無視できません。
そんな功労者にここ数年は終盤戦のCS争いで引退試合を設定できなくなっていて、井上はファン感謝デーでセレモニーを行うとのことです。
できれば来春のオープン戦にして欲しかった、選手登録がされていないとダメであれば何でもありの練習試合で、ファン感謝デーに行く予定が無いのはいつもどおりで欲しいグッズが発売されればそれを買いに行こうかな、クリアファイルとかステッカーとかマグネットとか、でもきっと無いでしょう。

もうちょっと出来た

もうちょっと出来たかな、とはそのとおりと考えます。
努力が足りなかったわけではないでしょうし2年連続24本塁打でマークされたのもあったでしょうが、方向性の狂いが全てに思えます。
あの体付きでパワフルヒッターとされがちですが柔らかいバッティングこそが、右中間への伸びのある打球が特徴でした。
本人もそれが分かっていて持ち味と口にしながら強引に引っ張るようなスイングが増えたのが地獄の一丁目、ホームランが欲しかったのでしょう、それはチームのニーズとしてもそうでしたししかし持ち味を失うほどに結果が伴わず、そのうちに故障も増えてじりじりと後退です。
そのきっかけはおかしな査定だろうと、あれでホームランを欲しがるバッティングになってしまったと見ています。
やはり和製大砲と期待された大松は金森コーチの画一的な指導に失速し、井上は査定で狂わされて、いずれも自分的な視点ですが残念すぎました。

今後は・・・

今後も何らかのかたちでロッテに携わってほしい、と報じるところもあってどうなる、気になります。
二軍コーチあたりがあるのかキャラ的に広報担当、もしくはその場しのぎ感が満載ながらもサブローや里崎のようなSAといったちょっと離れた立場で球団を支えていくか、鈴木とともに石垣島でのファンサービスはピカイチで人気が高いこともありどういった形でもロッテに残って欲しくあります。
3割、30発、100打点、GG賞にあと少し届かないなど不完全燃焼なところがあったでしょうが間違いなく攻守の中心でした、ありがとう、お疲れ様でした。

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