こんな勝ち方ができるとはビックリだ

終盤にリリーフ陣が大炎上でひっくり返されることはままありますが、その逆はほとんど記憶にありません。
七回まではゴーンヌの舌もなめらかに日本ハムベンチでは上沢の笑顔に他の選手も明るい雰囲気が、あっと言う間に暗転して痛快でした。
冷静だったのは九回に入るところで「イヤな予感」と常に公平な建山のみ、「一番怖いのは四球」との言葉どおりに勝手に自滅してくれて大笑いです。
高部の牽制死に「清宮の神リクエスト」などと持ち上げたスポーツ紙もこれは大誤算でしょう、BIGBOSSの景気のいいコメントをメインに紙面を構成しようとしていたものをどう作り直すのか、明日が楽しみだ、今日も佐々木朗を一面にした機関紙に期待します。

代打代走がピタリ

かつてはキラーも3年越しで対ロッテ9連敗中の上沢はしかしそれほどダメダメかと思えば今季も2敗ですが巡り合わせの悪さがあるだけでそれほど打たれているわけでもなく、先月の月間MVPで調子が上がっているだけに苦労するだろうと、そのとおりになりました。
さすがに調子は落ち気味なのかそれともロッテ戦だからか快投と言うほどではありませんでしたが高部の2安打のみで、その高部が盗塁死、牽制死となればどうにもならず、それでもその数字ほどに球数少なくとはならなかったのが結果的には大逆転劇に繋がります。
八回から交代した石川直から3連打で1点を返して犠牲フライで2点差に、そして九回に北山が制球を乱したのに付け込んで怒濤の逆転劇となりました。
例によって消極的だった安田がしかし高めのストレートを逆らわずにレフト前に、あれを引っ張っていれば凡ゴロだったでしょう。
そして岡の盗塁でもたもたしている間に和田が好判断でホームを陥れて、ヘッスラは怖いですが頭からだったからこその神走塁でした。
しかし高部、角中が倒れて二死となり多くのロッテファンは、かく言う自分もそうでしたが、ここまでだと、押し切れないと嘆いただろうと思われます。
ところが北山の制球難で苦も無く荻野、三木が歩いて満塁となり、中村奨が走者一掃の3点タイムリーツーベースでトドメを刺しました。
今日は終盤の代打、代走が面白いように決まって監督冥利に尽きるでしょう、ベンチで楽しかった2イニングだったのではないかと思います。

二木背信、本前故郷に錦

石川の代役で先発のチャンスをもらった二木は、しかしそのチャンスを活かせませんでした。
当たり前ですがアルカンタラに持っていかれたのがそうだったように打たれたのは甘く入ったボールで、またボール先行になっても簡単に歩かせないのが二木の身上のはずが淡泊に、こうなっては修正もできないままに、四回途中の交代は仕方がありません。
これはきつい、本人にとっても球団にとってもその評価を上げたかったこの試合に、いろいろな意味でヤバさが漂います。
そして12試合目にしてプロ初リリーフとなった本前が4回のロングリリーフを3安打零封で持ち堪えて、嬉しい出身地札幌での初勝利を手にしました。
上沢と同じく快投と言うほどではありませんでしたが適当にばらけてしかしそれで崩れることなく、被弾さえしなければ点を取られない本前は健在です。

穴がくるか

オスナ問題でサバイバルは札幌での3試合と井口監督が明言して、ゲレーロは出番無し、野手3人は甲乙付けがたい低空飛行でした。
マーティンが2度の強肩を見せましたが3人ともノーヒットで、しかし自分的には穴としたエチェバリアへの伏線がここそこにです。
2打席での代打もそう、ここまで存在すら忘れていたかのように放置していた茶谷に言及したのもそう、その茶谷は今日に途中からショートを守りました。
井口監督の本音は藤岡なのでしょうがまだ時間がかかりそうなことで茶谷で繋ぐ、ありそうな気がします。
もしそうなれば茶谷は死ぬ気で頑張れ、結果を残しても平沢や西巻のようにあっさり藤岡に取って代わられても、価値を高めれば外から声がかかります。

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◆6月17日(金) 日本ハム−千葉ロッテ7回戦(日本ハム4勝3敗、18時、札幌ドーム、15,692人)
▽勝 本前 4試合2勝
▽S 益田 26試合1敗15S
▽敗 北山 25試合3勝4敗7S
▽本塁打 アルカンタラ10号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、小沼、本前、益田—佐藤都、加藤
日本ハム 上沢、石川直、北山、古川侑—宇佐見

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