待ってるよ!

今日の鎌ケ谷は核弾頭が荻野、四番が角中、こんなところにいる場合ではありません。
先日にDHで復帰した荻野はレフトを守って2打数1安打2四死球1盗塁と格の違いを見せ付けて、前回もDH→レフトの流れで一軍に戻ってくるかと思った途端に姿を消したので安心はできませんが今度こそ、今度こそ、荻野がいるといないとでは打線の迫力が違います。
始球式でぶつけられて、試合でもぶつけられて、大事には至っていないようですがコロナ禍でも「あっ」と声が漏れてしまうシーンもありました。
そして角中は4打数4安打4打点にまさかの盗塁も決めてライトスタンドのネットを揺らす一発も、しかしじゃあ一軍でとなりそうもないのは居場所が無い、今日はライトを守りましたがあるとすれば代打の切り札か、二軍で打ちながらも声がかからずに浦和で朽ち果てた堀のラストイヤーが脳裏をよぎります。

植田がいい感じ

三番は福田秀でした。
試合前の練習ではファーストを守っていましたが捕るだけでスローイングはしていなかったような、手術明けの石垣島での平沢みたいな感じです。
開幕から打ちまくっているので今日に一番に見たかったのは福田秀でしたが快音は聞かれず、内容ももうひとつで、意識の問題は分かりませんが「俺四番」の大きなスイングは基本的には変わっていなかったので厳しいかな、ちょっと残念でした。
打線は13安打に8四死球と日本ハム投手陣が壊滅しての12得点、なぜにここにいるの、のロドリゲスの大乱調にはビックリです。
ビックリと言えば植田が技ありで右に2本ときっちり捉えて左中間への3安打猛打賞にこれでもかとバウンドするボールをことごとく身を挺して止めて、着実に伸びているのが嬉しい、昨季は5割前後の盗塁阻止率を誇る強肩もありますし、松川のライバルになるのは植田かもしれません。
その松川の開幕一軍が実は植田にとってはプラスに働いたような、もし二軍スタートであれば英才教育で多くマスクを被って植田の出番は減ったかもしれず、ただ加藤がいても植田がスタメンマスクになることが多かったのでガチンコ勝負だったか、そこは興味深いです。
山口の復帰で戻ってきた池田は試合前の練習にはいなくて途中から、だったからかサード西川にも驚かされて、それはそれで面白いのですが挑戦と言うよりは外野手としてはイマイチ、ファーストも、それならサードも試してみるか、そんな流れのような気もします。
変化球に全くタイミングが合いませんでした村山もファーストと出番を得るためにあれこれ模索をするのはいいことで、すっかり外野手の谷川もです。

古谷は時間がかかりそう

先発の古谷は5回2失点だけを見ればまずまずですが、6安打に4四死球、とにかくコントロールが悪すぎました。
ボール先行のピッチングで球数も増えていって、味方の大量援護に3つの併殺打が無ければもっと早くマウンドを降ろされたでしょう。
上手くゴロを打たせたからこそと言えなくもありませんが一軍の打者を相手にすればなかなか難しそうで、思ったところに投げられずに不満げな表情も多く見られましたし、一軍を意識する前にまず二軍で思うようなピッチングができるよう、足元を見つめたほうがよさそうです。
土肥は三者凡退に抑えましたが推しメンにしたときの面影は無く、逆に中村稔は左の中継ぎが欲しいのであればなぜに呼ばれないのか、不思議でなりません。
そして佐々木千が3試合目の登板で捉えられたような打球もありましたが芯を微妙に外していたのか思ったほどに飛ばず、つまりは二軍レベルが相手ながらも佐々木千らしいピッチングができていましたので札幌から合流できるのではないかと、股関節を気にする素振りはあれど、そうあってくれよと願います。

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◆4月2日(土) 日本ハム−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、13時、鎌ケ谷、899人)
▽勝 古谷 2試合1勝
▽敗 ポンセ 1試合1敗
▽本塁打 角中1号(柿木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 古谷、土肥、中村稔、佐々木千、土居—植田
日本ハム ポンセ、齋藤、ロドリゲス、柿木、松本遼、玉井、福田、石川直—石川亮

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