雨がなぁ・・・

条件は同じなので愚痴でしかないのですが、ひっくり返された六回はボールが雨で濡れていなければ安田のグラブからこぼれることもなかったのではないか、スリップしなければアウトにはできずも止めることはできたエチェバリアではないか、そんなことを思ってしまいます。
それでも佐々木朗が4連打を含む1イニング5安打はもしかしたら自己ワーストかもしれませんがそうなってしまえば仕方なし、あっという間の出来事でした。
マメを潰して一ヶ月ほどの間隔が空いての実戦登板はやや数字が出ていませんでしたがストレートは150キロ台半ばで、オールスターでほとんど投げなかった変化球もフォークをビシバシ投げて、しかしそれがなかなかストライクにならなかったのも苦しくなった理由でしょう。
楽天もストレート狙いで思い切り振ってくる打者と当てて球数を投げさせようとする打者がハッキリとしていて、そこにベンチの意図が感じられました。
そんな残念な結果に終わった佐々木朗ですが山本も降板後に逆転されるなど常に勝てているわけでもなく、前を向くのみです。

唐川が復帰

佐々木朗を継いだのが廣畑という寂しさよ、そもそも一軍に引っ張り上げたのも疑問でしたがベンチの評価は高いようです。
ピンチをチャンスにとその前向きな考え方は推しですがしかし哀しいかなボールに力も緻密さも無く、押し出しで与えた1点が終わってみれば重すぎました。
そうなれば期待は見切り発車ではあれ唐川で、ホーム贔屓はあっていいにしてもなぜにOBでもない野口があそこまで露骨かは分かりませんが「だらっとした」カットボールであっても1回1安打1奪三振と無難な今季初登板は実績重視の井口監督であれば次はもっときついところでの起用になるかもしれません。
かれこれもう一年にもなる首痛はヘルニアとのことでしたがそれが完治しているのかピッチングに影響を及ぼしていないのか、佐々木千もそうですが佐々木朗や益田のような分かりやすい武器で、ではなく全体的なバランスで抑えてきたタイプだけにそこは気になります。

助っ人がブレーキ

打線は初回に中村奨、安田のタイムリーで前日に続いての先制に上手く拾った松川の中押しもありましたが、今日も8残塁と攻めきれませんでした。
ブレーキとなったのはレアードとエチェバリアの助っ人勢で、いけいけだった初回に有利なカウントからバットの先っぽでのゲッツーには脱力です。
最終打席でヒットは打ちましたが空振りのときのボールとバットがあれほど離れているのはどうよ、振ったところにたまたまボールがくれば当たるといった感じで相変わらず左腕は苦手なのですから、スタメンであってももう少し打順を下げるがよいと思います。
調子を上げていたエチェバリアもこのカードはからっきしで、トータルでも楽天戦は不得手ですから弱点を握られているのかもしれません。
ここにきて打ち始めているのがキャプテンで2試合連続アーチに守りでも見事なグラブトスを見せて、最終回はミスターお立ち台を期待したものの今季はよく見るジャストルッキング!でゲームセット、しかし底は脱したようなので繋ぐ、ではなく決めるバッティングをお願いします。
その最終回は福田秀ではなく西巻であって欲しかったですが分母は小さくも左腕を打っていて長打の可能性にも賭けたのでしょう、ここ2試合は9人野球でしたので昇格した野手を全て使ったことを前向きに、藤原もよく粘るなどして宋家豪、松井裕に26球を投げさせたのは明日に生きると信じます。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 0 0 1 0 0 0 1 0 4 10 0
楽天 1 0 0 0 0 4 0 0 X 5 12 0

◆8月3日(水) 楽天−千葉ロッテ16回戦(ロッテ8勝7敗1分、18時、楽天生命パーク、15,717人)
▽勝 酒居 16試合1勝1敗
▽S 松井裕 33試合1勝2敗20S
▽敗 佐々木朗 14試合6勝2敗
▽本塁打 中村奨9号(西口)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、廣畑、八木、唐川—松川
楽天 辛島、酒居、宋家豪、西口、松井裕—太田

© 2007 オリオン村